2016年12月19日月曜日

6.8kgを切るバイクを格安で組む計画④【アッセンブリパーツ】

アッセンブリパーツは、
・ハンドルバー
・ステム
・シートポスト
・サドル
の4点です。

これにバーテープも含まれますが、これは手触りなどの好みでかなり主観的になる上に
あまり重量に差はないので考えません(重量は60gとしてカウントしますけど)。

実はコストダウンのやりやすいところで、完成車は大体程度の低いものを使っています。大体、ハンドル300g、ステム150g、シートポスト300g、サドル300g程度の物が使われているので、合計1050gもあります。
高級なバイクは、ハンドル200g、ステム110g、シートポスト200g、サドル200g程度で
快適性を犠牲にせず340g程度軽くできていると考えられます。
高級バイクの指標は700ggと勝手に決めました。
340gはアルテグラとデュラエースの差より大きいですよ。

アッセンブリパーツの選び方は、なるべくメーカーを統一した方が見た目がよいです。
Vegaは3Tで組まれていたので、Prismaも3Tに統一しました。
今回も3Tで行きたいのですが、結構高価なので無理です。
別に3Tだから軽いわけでもないので。
すでに予算20万円がかなりきつくなっています。

アッセンブリパーツのうちハンドルはコスパが悪いです。
280g程度の製品がすでにかなり安いのですが、200gとなると跳ね上がります。
ただ軽量化の効果は大きめなのでコストをかけたい。

ステムも同様です。
大体どんな製品も140g~150g程度です。
110gにしようとした瞬間値段が跳ね上がります。
軽量化の効果も低いため、ハンドルに合わせたメーカーにすれば問題ないことにします。

シートポストは200gは切っておきたいところです。
安いものは350g以上と重いので、ここはコストをかけたい。

サドルは230g程度なら格安でも達成できます。
200g切ると高くなりやすいです。
あとほとんどがスペック詐欺なので150g切りたければ130g台を謳う製品を狙います。
座り心地やあうあわないはサドルによって結構違うので、同じ予算ないなら重量よりそっちを重視したほうが全うです。
私はうっすいサドルだとすぐにダメになります。
クッションを削って軽くしているサドルは安いというメリットがありますが、
レールやベースをカーボンにして軽くしているサドルの方が高くても快適性はスポイルされませんのでおすすめ。

だまされたと思ってPlanetXでSelcofという聞いたことないメーカーのアッセンブリパーツを一式買いました。
ハンドルはアルミのKP05、ステムもアルミでKA04、シートポストだけカーボンのMC03というモデルをそれぞれ購入です。
身体測定の結果はそれぞれ以下のとおり(カッコ内はスペックとその差)。
ハンドル      301g (260g、+41g)
ステム        142g (110g、+32g)
シートポスト 194g (210g、-16g)

安かったのでだまされたと思って買ったのですがだまされました。
ハンドルの重さをステムでカバーする腹でしたが、ハンドルが+41gと絶望的で、
さらにステムが+32gと追い打ちをかける。
この+73gがどう効くか。


サドルはコンコールを買いました(131g)、ここは頑張った。

アッセンブリパーツで768g。
高級バイクの指標である(勝手に私が決めた)700gは遠いですね。
買い直しも視野に入れてますが、これで行くしかないです。

6.8kgを切るバイクを格安で組む計画③【ドライブトレイン】

フレームとホイールに続いて重要なドライブトレインです。
バイクでは、大体2000~2600gくらいがドライブトレインが占める割合です。
ドライブトレインとは、
・シフター
・フロントディレイラー(FD)
・リアディレイラー(RD)
・クランクセット
・スプロケ
・チェーン
・BB
・ブレーキ
の8点です。

コスパを考えて当然アルテグラにするのがベストです。
重量は嵩みますが、変速性能を考えればこれがベストであることは明白。
デュラエースはとびぬけて高いし、変速性能だけに重きを置くなら105で十分。
でも105を使うと、これだけで2.5kgあるので6.8kg切りが絶望的になります。

でも今回はアルテグラよりもっと軽く、かつ安くします。
まずシフター、FD、RD。
アルテグラは425gあります。105の489gよりだいぶ軽いですが、他社の物はもっと軽いです。
他社ってまぁスラムのことですが...
シマノは性能はいいけど重いってことです。
構造が違うのでここはどうしようもない。

カンパのコンポも軽めなのですが、本当に軽いのは高いです。
Athenaとかはそんなに高くないけど、そんなに軽くもないです。
私の通勤用のアルミロードはカンパの最廉価のVeloceですが、
重量だけはアルテグラ並です。
(アルテグラ並みは過言ですが105よりずっと軽い)
でも通勤用でカンパ使っているので新鮮さもないのでとりあえずパスします。

で本命のスラムです。
スラムはRED→Force→Rival→Apexの順番で左にいくほどグレードが高いです。
アルテグラに相当するのはForceですが、少し高いしコスパは悪いです。
REDは論外に高いのでアウトオブ眼中です。

・シフターはForceかRivalか?
Forceが30g軽く、見た目もよい。だが100ユーロ高い。
→コスパを考えてRivalに。

・FD、RDはForceかRivalか?
重量が同じなので、だいぶ安いRival一択。

・スプロケ・チェーンはシマノにするかスラムにするか?グレードは?
シマノとスラムでは重量面ではそう変わらない?
相性と値段を考えてSramにする。
スプロケは結構違うのでForceグレード、チェーンはrivalグレードで妥協。

・クランク?
Forceのクランクでも結構重い。
Merlin Cycleでまだ売っているレーシングトルクが最もコスパよいけど
コンパクトはないので、なんとなく手持ちのアルテグラにする。
(ほんとはお金を少しでもケチりたかった)
BBは値段差がないのでデュラエース。

・ブレーキ
Rivalは見た目が微妙なのでForceに。
値段差も割と妥当な感じで20g軽いです。

結局以下の構成です。
・シフター → Rival 22
・FD        → Rival 22
・RD        → Rival 22
・クランク  → アルテグラ
・スプロケ  → Force 22
・チェーン  → Rival 22
・BB        → デュラエース
・ブレーキ  → Force
このセットで2170g程度です。
全てアルテグラで通すより120~130g少ない重量です。  

Forceのクランクよりアルテグラの方が軽いので、RivalメインなのにForceだけでそろえるより軽いです。
後日追記:これ間違いでForceの公称スペックはBB込み、アルテグラよりは全然軽い
もう少しお金を出せば、Chorusとかもっと軽いものも狙えます。
この構成はコスパ的には優秀だと思います。

デュラエースとかREDはさらに200g以上軽いので、やはりプロの機材は軽いのもうなずけます。

2016年12月10日土曜日

6.8kgを切るバイクを格安で組む計画②【ホイール】

6.8kgを切る自転車を実現するには、チューブラータイヤにするのが吉です。

チューブラーはリムが軽いし、タイヤ(チューブを含めた総重量)も軽いので、
同じ値段なら1輪あたり100g程度軽くできます。

ですが、今回はクリンチャーでどうにかならないかを考えてみます。
私の見積もりでは、1550g以内のホイールであればペダル込み6.8kgが実現できる見積もりです。
なので1550gを切っている最安のホイールを探します。

候補① Kinesis Racelight (1520g)
ここに書きましたが、このホイールは1643gあります。
別にコスパはいいのですが、スペック詐欺なホイールです。

購入しましたが、却下。
と言いたいところですが、購入してしまったので一応第一候補。

候補② RS80
鉄板!でも少し高い。
もう少しケチりたいところです。
これ以上高級なホイールは格安で組むという制限から排除されます。

候補③ 手組
1500gと極端に軽くなければ手組で十分行けます。
単純に手組ホイールに興味があるので組みたいのもあります。

とりあえず怪しいPlanet Xで怪しいSelcofというブランドのハブを手に入れました。
これが前輪110g、後輪270gと値段の割には軽量。
Ambrosioとかいうブランドでも同じようなものがさらに安く売っています。
これはNovatechという会社が製造しているもののようですね。

これで、軽量スポークを使ってホイールを組んでみることを想定します。
リムは無難にMavic Open Pro(430g)、スポークはケチりつつも軽いサピムのRaser。
ハブが28Hなので、ほっそいスポークでもいいだろうと勝手に思っています(手組したことない人の発想)。
270+110+430*2+(4.6+0.4)*56=1520
リムテープをつけて1550gが実現可能!?
3万円くらいで行けそうです。
でもMavicは重量詐欺だから、たぶん1600gと超えますね。
実測400g以下のリムを探さないと、手組で1500g切りは難しそうです。

ってことでKinesiを使います!(この選択は間違い)

2016年12月9日金曜日

【スペックは詐欺なので注意】Kinesis Race Light、キネシス レースライト【購入レビュー】

たぶんこのブログを読む方は、Kinesis Racelightっていうホイールを検索したんだと思う。
たぶんどっかで記事を読んで1520gって軽い!それで250ユーロ?
チョー安い、チョーコスパいい!
と思われたと想像できる。
というか私がそれなので。 そしてだまされて購入した口。

単刀直入にいうと、糞重い。
いや、糞では無いのだけでもただ重い。
実測は、
前輪 735g
後輪 910g
合計 1645g (スペックでは1520g....)

なので1640g程度のホイールだと思って検討していただきたい。
重いが、別に悪いホイールではない。
250ユーロという値段の中では優秀だと思う。
ただ単に軽いというから買ったので、かなり重くてテンションが下がっただけ。

リムテープは実測17g×2。

正直、 値段の割には軽くて、ハブの回転もよいし値段なりには悪くはないホイールだと思う。
ただ中途半端。もう少し出せばゾンダとか買えちゃうわけで。

どちらかというとハブというよりリムが重いホイールなので、ヒルクライムでの走行感は少なくても軽くない。
ただよく回る。
また割と高さと幅があるので、高速巡行(せいぜい40~45km/h)で短時間巡行するのに不足はない。

28Hだから軽量スポークにしてって夢はあるけど(純正ですでにバッデドスポーク)、
それをやってもこのホイールはリムがごついので、結局乗り味は重いまま。
そもそもリムの幅も太いし、リム高も28mmあるし、
これで1520gを下回るのは絶対無理だろって思う。

分解して各部品の重量を量りたいけど、元の精度以下でしか組みなおせないと思うので躊躇。

Kinesisは梱包もだめだ。
適当にクイックレバーが段ボールの中に入っていたので、箱の中でホイールをヒットしまくり。
説明書など書類も皆無。
箱には、むき出しのホイールとむき出しのクイックレバーとクイックレバーが入っていたと思われる破れたビニール袋だけが入ってた。
フルクラムとかは安いホイールでもホイール自体もちゃんと袋に入っていたし、
付属品は封筒にまとめて入っている。

結論:Kinesisはクソ→値段よりはいい、ただし対応はクソ

6.8kgを切るバイクを格安で組む計画①【フレーム選定】

なんとなく6.8kgという数字を目指したいという漠然な思いから始まったこの計画。
酔狂な計画に20万円も費やす暇人の日記です。

完成車状態で6.8kgを切るには、フォークがフルカーボンであること
フレームが1kgを切っていないとアッセンブリパーツで取り戻すのは厳しいです。
できればフレーム単体では900gは切っていてほしい。

ところが今回フレームに割ける予算は7~9万円。
有名ブランドだと2~5倍は用意しないといけませんので、
海外通販でよいもの(怪しいもの)を探します。

Ribble HF83(デダチャイ、950gらしい)
Planet X Galibier(アルミで999g)
Planet X Maratona
Viner Mutus 0.6 (<900g)
Viner RS4.0 (792g)
Battaglin Hyper (850g)

Ribble HF83は割とカラーが好きだったんですが、
フレーム売りだと値段が高い。
105Mix完成車が850ポンドなのに、フレームが825ポンド。
105コンポはいらないし、それにすら満たないクランク(RS500)もいらない。
ホイールもグレードの低いものなので別にいらない。
その分引いて安くフレームだけ売ってくれと、問い合わせたのですが、
そんなことはできないとのご回答(まぁ当たりまえです)。
Ribbleは2017年を控えて、よいフレームが全然ない。
というかRibbleは完成車売りに完全にシフトしている。

で、Ribbleよりさらに怪しいPlanet Xに行きつきます。
注)別にまっとうなお店です。ただ名前が若干怪しいだけです。

ここは1kgを切るフレームがわんさかあります。
アルミで1kgを切るGalibierとか、なんでもない安っぽいMaratonaとか。
なかでもViner RS4.0は792gと(本当なら)かなり軽いです。
このフレームはPlanet Xではトップエンドですが、定価は999ポンドで売っていますので、極端に高いわけではないですね。
ただ色が気に食わない。マットな黒に蛍光の文字だけで地味。
まぁ最近でもまだマットカラーが人気ですし、おかしいのは私の感覚の方なんでしょう。
まぁでもこれは予算オーバーなので次に。

同じVinerブランドのMitus0.6は結構派手でいい感じ。
Mitusでググると「a.k.a. FM-066」という記述があるので99%中華カーボンです。
2015年に、イギリスのプロチームに供給していたとか書いてあるんで、
別に品は悪くなさそうです。
現時点での値段は610ポンドで、消費税抜きで大体7万円。

フレームは(買うなら)Mitus 0.6に決定。

このフレームのいいところ
・BBがBSAであること
メンテ性では天と地ほどの差。
BB30とかPF30とかのプレスフィットBBのフレームって、
フレーム自体は軽くなるけど重いスリーブを入れるので、結局結構重くなってしまう。
PrismaはPF30で、組む時はアルテグラのクランクで行く予定でした。
100g近いスリーブを入れたうえでデュラエースBBを使うので、
合計で150gをBBに使うことになりそうで??ってなりました。
BSAならすでに重いものが圧入されているようなものなので、フレーム重量が重めに見えてもお得です。

・なんだかんだプロの脚力に耐えれること
ヤングなチーム、Team Idea2010というチームが2015年(ややこしいな)に使っていたらしい。
グランツールでみるようなチームではないけど、素人と比べれば雲の上の人が使うフレームってだけでまぁこれでいいかという気分になる。

2016年12月4日日曜日

6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⓪【導入と構想】

つい最近Prismaを組んでみて、軽くなることを期待したのですが結果8.1kg(ペダル込み)でした。
私のPrismaは特に軽いホイールなど軽量パーツを導入したわけでもないし、
フレームセット自体も重いので仕方ありません。
(じゃあなぜ軽くなることを期待したし...)

ところで、プロの使っているロードバイクは6.8kgを”余裕で”切るそうです。

Prismaで6.8kgを切るには、軽量チューブラーホイールに変更して
ハンドル・シートポスト・ステムをカーボン製に置き換え、
そのうえでペダルも軽量なものに変更に変更しなければ無理です。
そうなると結構コスパが悪くなりますし、所詮は入門向けフレームなので、
アッセンブリパーツに比べて見劣りします。
(注:乗ってみるとPrismaはかなり良いので、別に高価なパーツをつけてもいい気がします)

それでもプロ向けの機材と比べれば安価で6.8kgは切れますが、
重量以上にほかの部分での差があるんだと思います。

そうはいっても6.8kgという明確な数字がある以上、それを切りたくなるのが人情です。
前回組んだPrismaはそれなりに完成度が高いのでこれはこれで置いておいて、
いっそ一から軽さを重視して新しく組直す妄想を始めます。

105仕様のVegaをベースにしてもいいのですが、 105で不満はありませんし
とりあえずこれもこのまま。

目標:ペダル込み6.8kgを切るロードバイクを格安で組む、ただし普通に常用できる耐久性を備える。予算もトータルで20万円を切るようにします。


① フレーム 7~9万 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画①【フレーム選定】]
② ホイール 3~4万 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画②【ホイール】]
③ ドライブトレイン 5~6万 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画③【ドライブトレイン】]
④ アッセンブリパーツ 2~3万 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画④【アッセンブリパーツ】]
⑤ タイヤ 1万 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⑤【タイヤ】]
⑥ 完成 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⑥【完成】]
⑦ 反省 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⑦【反省】]
⑧ 野望 [ 6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⑧【野望】]

2016年11月27日日曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その6:完成】

BB・クランク以降は複雑な作業もなくて一気に完成です。


まとめ

パーツ メーカー 品名 重量[g]   備考
フレーム BH Prisma 1171   ハンガー・小物を含む
フォーク BH Prisma 571   スターナットを含む
ホイール Campagnolo Vento G3 1750   リムテープを含む
クイックレバー Campagnolo 純正 125   重い
タイヤ Michelin Lithion2 480   前後
チューブ Michelin Ultralight 150   前後
バーテープ Deda Mistral 60  

ハンドルバー 3T Ergonova 312  

ステム 3T ARX Pro 140  

シートポスト 3T Dorico Pro 288   350㎜
サドル Selle San Marco SKN 201   お古
シフター シマノ アルテグラ 425   6800シリーズ
ブレーキ シマノ アルテグラ 339   6800シリーズ
クランク フルクラム RTRS 649   52/39
BB Campagnolo Ultratorque PF30  80  

ペダル シマノ PD-540 330   気分でフラットペダル
スプロケ シマノ アルテグラ 231   6800シリーズ
チェーン シマノ デュラエース 243   9000シリーズ
FD シマノ アルテグラ 89   6800シリーズ
RD シマノ アルテグラ 195   6800シリーズ
ケーブル シマノ アルテグラ 160   概算
シートクランプ BH Prisma 29  

ステムキャップ BH Prisma 17   ねじを含む
ヘッドセット FSA 74  



合計 8109   ペダル抜き重量 7779


体重計で実際に測定すると8.1kgでした。

今回はVega購入により余ってしまったPrismaを組み直してみました。
ロングツーリング向きのバイクではあるのですが、いまいちVegaとの使い分けが想定できません。

これ以上軽量化・レース志向化はコスパが悪いので、フレームを買い替える必要があります。

写真はFulcrum Racing 4ですが、気分によってVento G3だったりします。


2016年11月13日日曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その5:BB交換】

2015年モデルのPrismaのBBはPF30です。

今回はアルテグラのクランクを使う予定でしたが、
PF30 ⇒ ホローテックII
への変換が激重でアルテグラにしてもあまり重量面での恩恵がありません。

現状はFSAのOmegaなので、それならヤフオクで投げ売り状態のゴッサマーでも買おうかと悩みます。
安くて軽いクランクを探していたら、少し古いモデルですがフルクラムレーシングトルクRSが10,400円で売っていたのでそれを買いました。
 
10速のコンポーネントですが、11速でも問題ないそうです。
BBはカンパニョーロのウルトラトルクを購入しました。


カーボンクランクは見ているだけで満足感が得られます。
ベアリングがクランク側についているのですが、649gと非常に軽量です。
ただし、 BBが単なる輪っかのくせに80gと結構重いですね。カタログには40gと書かれていたのですが...
重量合計で、729g。
FSA Omegaは868+74g(BB)で、942gなので213gの軽量化。
PF30のBBはベアリング込みで74gしかないのはすごいですね。

BBの作業では以下の工具を導入しました。
・パークツール BBT-30.3
・カンパニョーロ ウルトラトルク締め付けツール
・自作圧入ツール

あとプラハン・レンチが必須です。

BBはPF30なので、カップにあたるようにたたく必要があります。
BB30の場合はベアリングをたたくはずなので、マニュアルを見ていると??になります。

カンパBBはプラハンでたたきながら少しずつ圧入し、
まっすぐになったところで圧入工具を使ってはめていきます。

クランクも問題なく取り付け可能です。

2016年11月11日金曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その4:フォークコラムのカット】

先日取り外したフロントフォークですが、玉押しとスターナット込みで592gとミドル級です。

少しでも軽量化を図るべく、コラムをカットします。
Prismaはただでさえヘッドチューブが長い(18cm)上に、15mmのスペーサーが2個ついているので
だいぶハンドルが高いです。
スペーサーを一つ抜いていわゆるデベソ状態で乗っていますが、この分が非常に無駄です。

コラムのカットには、以下の工具が必要です。
・ソーガイド
・のこぎり
・やすり
・スターナット打ち込み工具
・プラスチックハンマー

スターナットは新たに用意するとだいぶ楽です。

ソーガイドはコラムカット以外にも、シートポストをカットしたりにも使えるので買っておきましょう。

作業は説明するほどのことではないのですが、
今回は新しいスターナットを買い忘れていたので切ったコラムからナットを取り出すのが大変でした。
ぜひスターナットは新しく買いましょう。

3cm切った後のフォークが579gと13gだけ軽くなりました。
スペーサーが2個で14g。
合計で27gの軽量化です。
意外とコラムのカットの効果は少なくて、アルミコラム1cmあたり4gちょっとのようですね。
覚えておきましょう。

2016年11月5日土曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その3:解体】

BH Prismaを解体して、身体測定の時間です。

解体は簡単です。
FSAのクランクを外すのに、10mmの六角レンチが必要で若干めんどうです。

身体測定の結果。
フレーム:1250g (BBベアリング50g強、ハンガー、ネジなど込み)
フォーク:609g (うち27gくらいがスターナットとキャップ、実質約582g)
ハンドル:361g
ステム:164g
サドル:337g
シートポスト:341g

フレームは1110g(塗装前)というスペックに対して、小物を抜くと1170g程度。
フォークはアルミコラムなので重いけど、スペック上も550gなので仕方ないです。
フレームセットで1800g近くあるのかー。
フレームは(トップチューブを長くとっているし大柄だから)いいけど、
フォークが惜しいなぁ…

ハンドル・ポストはかなり重いものを使用していますね。
諸々で250g軽い軽くなる予定です。








2016年11月4日金曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その2:パーツ選定】

組み直しに向けて、パーツの選定をします。

Vegaとの親和性を高めるために、同形状のハンドルに組み替える。
Vegaは3T Ergonova Proですので、これと似たものを探します。
ちなみに3TはPro→Team→LTDの順番で高くなります。

変なサイトで、Ergonova Stuurというハンドルを発見。
Proより安く、重いけど30ユーロで売ってます。
315gあるけど30ユーロなら 安いかと思って確保。
ついでに3Tのステムを40ユーロで確保。

届くか心配でしたが、普通に届きました。

次に、シートポスト。
コクピットを3Tで揃えるために、もっとも安い3Tのポストを探します。
Bike24で3T 3T Dorico Proという商品が20ユーロ。
これでいいや(リンクです、アフィではないのでご安心を)。
280mmで260gとの情報あり。買ったのは350mm。

最後に、BBアダプター。
PrismaはPF30と言う規格のBBです。
(BB30だと思ってそれ用のアダプタを買ってしまっていたので無駄になりました)
なのでシマノのクランクを装着するには、何らかの方法が必要。
A. FSAのアダプタを圧入して、シマノのBBを装着する
B. BB一体のアダプタを取り付ける。
C. シムをはさむ
などの方法があるようです。
BB30だと思い込んでいたときは、Aの方法をとるつもりでした。
アダプタ50g、BB65gで115gでシマノ化出来ます。デメリットは戻せないことと
工具が高いこと。
ただ調べているとPF30っぽいので、Aは断念。

BもPF30のベアリングを外さなければいけないので断念。

この方法でも120gくらい重量がかさみます。

とりあえずCのシムをはさむ方法で組んでしまう事にします。
FSAのシムが84gとかふざけた重量なので、BBBのものにします。
これも70gとクソ重いので、今後Bの方法に変更するかも。
もとのPF30のベアリングとあわせるとこれも120~130gになります。

選定したパーツは、
ハンドル:3T Ergonova Stuur
ステム:3T ARX Pro
シートポスト:3T Dorico Pro
BBアダプタ: BBB BBO-16

2016年10月31日月曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その1:動機】

Vegaを購入後にプリズマに乗って少し不満に感じている点があります。

まずはフロントの変速。
マイクロシフトから5700系の105に変更したのですが、5800系のVegaと比べると非常に重い。
とはいえ、フロントの変速は多用しないし一瞬のことなのでタイムにも影響はないです。

次にStiが4600系のTiagraなので、シフトケーブルがStiから横に出ていること。
最近暗くなって来たのでライトを使うのですが、ケーブルにかぶってしまいます。
ハンドルにそう形だとハンドルの握りが太くなるので嫌いでしたが、
それはケーブルのはわせ方の問題だと最近認識しました。

最後に手元にアルテグラが一式あること。
2017年には6900系となってモデルチェンジするし、組むなら今かと思います。

ってなことで、パーツの手配を開始します。 




2016年10月18日火曜日

De Rosa Vega(日本名Nick)に乗って2週間くらいなので、欲しい方に向けた情報

デローザの中では廉価版ではありますが、長年の憧れであるデローザのロードバイクを購入出来ました。
このVegaですが、イギリス以外はNickなのでイギリスの通販サイトを使うしかないです。 たとえば、WiggleやT〇〇〇〇〇Cycleなどのイギリスのサイトで購入可能です。
WiggleはStealth1色のみですが、105組もしくはアルテグラ組が選べます。
【追記・警告】TweeksCycleはおススメしません。パーツに一部偽物(というか廉価品)が使われていました。その際の対応も最低でした。
T〇〇〇〇〇Cycleは105組で少し値段が高いけど、水色とVini Fantaniという黄色のカラーが選べます。
私は水色が良かったので、T〇〇〇〇〇Cycleで購入しました
今思えば、Vini Fantaniもいいな。

【追記】買うならWiggle一択でしょうか。
http://www.wiggle.co.uk/de-rosa-vega-105-2016
1,804.99GBP~250,000円
http://www.wiggle.co.uk/de-rosa-vega-ultegra-2016
2,279.99GBP~315,500円

Wiggleはメンバー5%割とか効くのでさらに安くなりますね
105とアルテグラの差はコンポ以外にはないです。
(写真をみるとホイール違いますが、言及されていません)
私は105仕様(つい先日アルテグラの8点セット確保したので105で我慢)ですが、
すべて3T製のパーツですし遜色はないです。
ホイールはしょぼいですけど、両者で差があるわけではありません。
タイヤも同じです。
(写真をみるとホイール違いますが、言及されていません)
なので差額の6.5万あればアルテグラ一式が買えますし、余った105を転売なりすればかなり浮きます。
完成車としてのパーツのグレードが3Tで統一されていて、
これは兄弟車のNickよいので、NickよりVegaの方がおすすめです。

各カラーの写真などを。なんかハンドルの角度が全部変だけど。


2016年10月17日月曜日

【安いセミディープホイール】 カンパニョーロ・シロッコ、フルクラム・レーシングクアトロかVision・Team35から、フルクラムレーシングクアトロを選ぶ。

Token C590の失敗から、ホイールを再度選びなおします。
失敗といっても製品に何があるわけではなく、通勤メインでカーボンディープリムが無駄なだけです。
高価なカーボンホイールでは雨が降ったり、
パンクしたり、ギャップで損傷(これは心配しすぎ?)が気になってしまいます。


今回重視するのは、
1.少なくても35㎜ハイトであること
2.かっこいいこと

に加えて、通勤用となのでパンクやギャップで最悪割れてもよいよう
3.それなりに安いこと
の3点。

そうなるとおのずと選択肢は、
1. カンパニョーロ・シロッコ
2. フルクラム・レーシングクアトロ
3. Vision・Team35
になります。
いぞれも250ユーロくらいで購入可能、1800gくらい、35mmハイトのホイールです。

カッコよさという観点では、シロッコ。

安さはTeam35。
スペックは1730gと軽いが実測が1800gオーバーらしい。

性能が少しよい(と言われる)レーシングクアトロ。
シロッコより剛性が高いらしい。

あと2倍出せるならRS-81 C35もあり得ますが、通勤で使うには結局高すぎる。

WiggleブランドのCosineにも32mmハイトかつ1500g以下というすごいのがありますが、
評価が低いし、そもそもカッコよくないので却下。

性能的には、アルテグラグレードのWH-6800はかなり惹かれるけど、
これも見た目はセクシーじゃないので却下。
セミディープでもないし、排除します。

ZONDAクラスで35㎜なら最高なんだけどそんなものはない。
ということで、上記三つ巴から選びます。

まずVision Team35が落ちました、
スペックの割に結構重いという評価ばかりなのと、
買った方がシロッコかレーシングクアトロを勧めるって評価が決め手でした。

シロッコより、レーシングクアトロの方が剛性が高いということで
シロッコではなくレーシングクアトロを選びました。

PBKで木曜日にポチって、月曜日には到着です。

まだ装着していませんが、重量計測だけ。
前輪814g、後輪967g、合計で1781gでした。
クイックは116gと重いです。
Vento G3がより31gしか重くないのに35mmのリムハイト。
値段も安いし満足度は高いです。

前輪も814gと結構重いです。
やっぱりリムが重いんでしょうね。
Token C590の前輪が55mmハイトなのに771gだったのはさすがはカーボンです。
Tokenのホイールは回転が良いので捨てがたいです。
エアロでないバイクにリム90㎜は微妙な見た目になりますので、せいぜい50㎜が限度でしょうか。

Token C590 ホイールレビュー

2か月くらい前に、PBKで安売りしていたC590(というホイール)を買いました。
7万円しないくらいでフルカーボン・ディープリムのホイールが手に入るということで買ってしまった。
C590はフルカーボンで前輪55㎜、後輪90㎜というディープリムの組み合わせ。
巷(日本)で売っているものとPBKで売っているものは違っていて、
ハブとスポークが廉価版なので、前後で1843g(リムテープ除く)とかなり重い。
またホイールのケースがついていないなどの差別点があります。
実測重量は、前輪771g、後輪1084g、合計1855g(リムテープ含む)です。
スキュワーが74gとかなり軽量です。
スペックよりは多少軽量なものだと思います。


転売目的の物がヤフオクでも何点か出ていましたが、廉価版である記載がなく
ほとんど詐欺に近い記述(という知らないのか?)。
普通にお店で売っているC590より100g以上重いので落とそうという方はご注意を。
私は某サイトでこれが記事になる前に偶然見つけたので、競争もなく普通に買えました。
ただ届いてすぐに重量を量ったのですが、あまりの重さとカーボンリムであることの面倒くささから、
放置しておりましたがせっかくなので履いてみました。
買ったばかりのデローザVegaに装着。

前後の感じは写真のような感じです。
タイヤはいつもと同じリチオン2(もっといいタイヤを履けよって感じですが)にしているので、
いつも履いているVento G3と直接比較可能。
 
・加速性能
0-25km/hは重いのですが、 足が元気ならそれ以降が楽。
でも疲れてくると、楽ではなくなる。
出足が鈍いのでストップアンドゴーは苦手。
・高速性能 
貧脚な私でも42km/hを超えて1.5kmくらい巡行できました(いつも通る平坦区間全部)。
Prisma+Ventoの時は42km/hに到達はするけどを維持できませんでした。
平坦区間は4~5%くらいタイムを短縮。
でも30km/hくらいの速度は全然楽じゃない、それほど軽量でもないVentoならそれなりに慣性で速度を維持できるし、この領域ではあまり恩恵を感じない。

・登坂性能
重い。いつもそれほど軽量ではないVento G3だけどC590はリムが重たく感じる。
登坂区間のベストタイムも更新できず。

・総合
40km/h台で巡行できるような脚の方には、よいのかもしれないけど
そうではない私には無用の長物。
見た目がごついけど、デローザには合わないというか個人的には見た目が嫌い。
カーボンリムなので通勤で使うには気を遣う。

バルブエクステンダーが弱く、予備のチューブで練習してたら折れてしまった。
空気を入れるにも気を遣う。

フロントでも見た目が重いが、リアの90㎜は貧脚の自分は気が引けてしまう。

ということで、外して年末くらいにヤフオク行きです。
別に転売して儲けようとは思わないのですが、100㎞も走っていないので買った代金は回収したいが、ヤフオク手数料分を乗せると厳しいかも。
まぁ売れなければ、平地用としてストックします。

でもやっぱりすこしディープなリムのホイールがほしいので、
つぎは普段使い可能なカンパニョーロ・シロッコ、フルクラム・レーシングクアトロかVision・Team35を買います。

- おまけ (PBKの説明、売り切れたので消える前に) ---------------------
Token have combined their 55mm C55 two clincher up front and 90mm C90 clincher at the rear to give you the best combo available for a wide range of time trial events.
The 55mm aero profile up front gives you a good balance between stability and aerodynamics while the 90mm in the back is the next best thing to a full disc wheel. Both wheels remain nicely under control, even in crosswinds. Both wheels are equipped with Anti-Vibration Technology which cuts down on vibrations from the road surface as well as giving the wheel extra strength. TgX epoxy and our specially designed brake pads for carbon rims ensure that extreme temperatures created during braking dissipate quickly preventing any damage to the rim. Finally, TBT bearings supply minimal rolling resistance making this wheelset the perfect choice for those athletes going against the clock.
TBT Bearings (Tiramic Bearing Technology) deliver outstanding performance. Titanium coated ceramic balls are 60% lighter than steel, extremely durable, smoother and accelerate faster than their steel counterparts. The starting torque of Tiramic Bearings is only 74% of normal bearings while the turning torque is only 67% of normal bearings. Both these factors significantly reduce chain drag making pedalling lighter and your ride much smoother.
Wheels supplied with Shark tail skewers, rim tape, valve extenders and carbon rim brake pads.
Weight
Total: 1843g*
Front: 762g*
Rear: 1081g*
*w/o rim tape

2016年9月23日金曜日

デローザVegaが届いた

デローザのVegaを購入しましたよ。
6月に買ったばかりのBHプリズマはどうするんだろうという迷いもありましたが...
そこは気が付かないフリです。

憧れのデローザですよ。
イタリア生産ではないけど、少なくともロゴはデローザですよ。

通販で自転車を買うのは初めてだったので若干の不安がありました。
実際薄っぺらい段ボールで届きちょっと開けるのが怖かったです。
恐る恐る開けてみると、フレームは厳重に保護されていました。
ただホイールを保護するスポンジがずれていたので、
場合によっては車軸がフレームにあたって傷がついてもおかしくない梱包です。

Stiに保護がないので、ちょっと嫌だなぁ。
もし通販で買うなら、できるだけ厳重に梱包してくれとか、
Stiも保護してくれとか言った方がよい気がします。

サクサクと組み立てたいのですが、ホイールだけプリズマに装着しているVentoに換えたい。
Vegaの元々のホイール・タイヤは、フルクラム レーシングスポーツとZaffiro(Proじゃない方です)でした。
ワイヤービードのZaffiroなんてストックしても意味ないので、
元々プリズマについてきたホイール(Rodi Stylus)に装着してプリズマに。
プリズマ10速なので、スポロケも交換しなければいけなかった。
プリズマはこのまま売れたら売ってしまおうという魂胆です。

あとは、普通に組み立てます。
ディレイラーの調整は一切必要なかったです。
どうやらリアディレイラーを一度調整してから、外して送ってくれているようです。

ペダルは、PD-550を買ってみました。
105との違いは素材で形は同じようです。
プリズマは540だったので一つだけグレードアップ。

ステムとハンドルに加えてシートポストも3Tでした。
残念なのは、ハンドルの3Tの文字をステムでこじって少し削れてしまいました。


VegaはR838等と同じで、どうやらXPACE社が製造しているみたいですね。
フレーム下部にシリアル番号がありますが、XP***となっています。
(XPACE社のフレームの特徴らしいです)
まぁ値段も値段だし、性能はよいのでいいでしょう。
これから買う人は、XPACE社製である確率が高い事を知っておいて損はないと思います。
何だかんだでXPACE社は実績がありますからね。

乗ってみて思ったのは、プリズマより上りが楽です。
プリズマだと、インナーローからさらに低いギアを探してしまう傾斜でも、
まだ1、2枚ほど残せます。
【追記】11-25Tと商品ページに記載されていたので、プリズマと同じかとおもっていたが単に11-28Tがついて来ていただけだった(笑い)。
いつも走るコースのタイムが早くなったわけではないけど、楽になりました。
プリズマより腰が楽です。
前傾はVegaの方が強いのですが、不思議です。

5800系の105はフロントの変速が信じられないくらいスムーズでした。

2016年9月4日日曜日

Ribble Cyclesでの購入

コンポが安いと評判のRibbleサイクルで6800系のUltegra一式を買ってみました。
PRISMAが10速なので、11速にしてみたかったのが理由です。
(このすぐ後にVegaを衝動買いして、Ultegraはお蔵入りに...)

チェーンとBBのみDuraAceにして、バラバラで買いました。
グループセットにしなかったのはバルク品が嫌だったからです。
(まぁ、バルク品が届くのですが)
Shimano Ultegra 6800 Brake Set ¥8,389
Shimano STI Levers Ultegra 6800 11Spd w/cables ¥17,979
Shimano Ultegra Double 6800 Chainset - 11 Speed Size 172.5 34/50 ¥15,265
Shimano Ultegra 6800 11 Speed Cassette Size 11-25 ¥4,902
Shimano Ultegra 6800 11Spd Dble Front Gear Size Braze-on ¥2,550
Shimano Ultegra 6800 Rear Gear - 11 speed Size SS Short ¥6,210   
Shimano 11 Spd HG900 (Dura Ace) Chain ¥2,832Shimano Dura Ace 9000 Bottom Bracket Cups Size Eng ¥2,669
購入時の値段は上記。


Ribbleは遅いという評判なので、本当にそうなのか記録に残してみます。
実際8/21に注文、8/25にピッキング開始、8/26にDespatchでした。
9/2に受け取りました。
なので約2週間もかかりました。
特にPending状態が4日も続き、ピッキングも遅いので短気な自分には合わない。

まぁそれでも待っていたのですが、到着した箱を開けてみると
これ、バルク品じゃないですか...
テンションがダダ下がりです...
バルク品は傷だらけの商品を手にしたりと、苦い思い出があるので嫌だったんですよね。
ケーブルとか付属品に欠品があることも多々ありますし。

まぁまったく想定をしていなかったわけではないのですが、
テンションが下がりすぎてバルクの包装は開けていません。
Wiggleで単品を買うとちゃんとしたパッケージで来るので、それに慣れ切っていました。
昔、Bike24でグループセットを買ったときは半々の確率で外箱アリでした。

Ribbleは発送までが遅いし、バルク品が届くというのは覚えておいて損はないです。
ただし、値段が安いことも多いですし一概に悪い店とは思いません。
とくに週替わりのバイクオブウィークはコスパがよく、いいなと思います。

2016年8月31日水曜日

デローザVegaってなに?→正体はNickの兄弟車

なんとなくWiggleをデローザ欲しいなぁと眺めていたら、Vegaというモデルを見つけました。
Wiggleでしか見ないし、検索してもほとんどインプレもない。

つい、何だろうと気になったので詳しく調べました。 
Vegaに関する日本語の(詳しい)記述が全く見当たらないので、
記録を残す意味で、このくだらない記事を書きます。

寄せ集めの情報で、長い上に中身もないので注意してください。
Vegaを買ってみましたので記事を書きました。

フレームの形状・ジオメトリは完全に日本でも売られているNickというモデルと一致しています。
写真を重ねてみると完全に一致します。

どうやらNick(ニック)という名前のロードバイクはUKでは絶対に売れないらしく、
Vegaと名前を変えて売っているというのが真相です。

・・・でもNickって何がダメなんだろう?
日本だと、例えば太郎みたいな名前のロードバイクを売るような雰囲気なのでしょうか?
それは確かに売れなさそうですね。。。

で、このVegaですが、フレームはNickと同じで、コンポも基本的には同じ。
ハンドル(Vegaは3T!)やホイールなど細かい部分がNickとは異なるようです。

VegaはWiggleだと同じデローザのミドルモデルのIDOLより値段が高いのですが、
ほとんど定価で売っているからというだけです。
兄弟のNickはデローザのローレンジを担うモデルで、PLANETよりはスポーティよりですが、基本的には同格なモデルのようです。

デローザ(というブランド、ロゴ)には昔から憧れがあり、
実はちょうどPLANETのフレームセットを買おうかどうか考えていました。
PLANETのフレームセットなら13万円程度から見つかります。

PLANETはローレンジですので、憧れとか言うならKING、いやせめてIDOLを買えよと思われるかもしれません。

でもデローザも今や、結構高いモデルまでイタリアで生産しているわけではないです。
それほど高価なフレームが必要になるほど、ストイックには乗らないし、
ただの自己満足のためならローエンドのデローザでもいいかと考えていました。

例えばフレームの性能的なことを考えると、Ribbleで売っているHF83(デダチャイ製)というフレームの方がよいだろうと思います。
HF83はただの一例で、要は中華カーボンをまじめに使っているショップのオリジナルモデルのハイエンドなら性能は高いと思います。

でもフレームにはRibbleと書いているわけで自己満足の度合いでは、
やっぱりデローザにはかないません。
中華カーボンでなくても、フレームというかバイクとしての性能だけなら、
同価格帯のFeltのFシリーズとか、
CanondaleのHIMODでないSuperSixとかの方がよいとは思いますよ。

PLANETは赤・白がグロスのカラーで買うならこれかなと思っていました。
IDOLもそんなに高くないですが、IDOLはマットなカラーばかりで、あまり好きじゃない。
で、出てきたのがVegaです。というかNickか。
PLANETより新しく、少しスポーティな位置づけらしいこのモデル。

カーボンのグレードは30T(51.5%)と24T(48.5%)でいわゆるハイモデュラスカーボンではない模様。
ただ、カラーがグロスで複数の色が入っていると自分の好みにあいます。
フレームの重量的にはderosanews.comでしらべると、
IDOL>PLANET>Nick(Vegaも同じ)>KINGとか上級モデルで、
1250g>1050g>1000g>920gと軽くなります。
フォークはみんな400g。

ただ明らかにカーボンのグレードはIDOLより低く、
それでも軽いので剛性はないのかと思われます。

実際Nickのレビュー記事を見ると、そのようなことが書かれています。
こういう記事は濁すもんだと思うのですが、明確に書かれると、
たぶん本当にそうなのかと勘ぐってしまいます。

Vegaの装備もみていきます。
ホイールは、フルクラムRacing Sportというもので、
まぁ鉄下駄みたいなものです。
細かいパーツは、
ハンドル;3T ERGONOVA PRO (260g)
ステム; 3T Arx Pro stem 、(140g)
シートポスト;Derosa SLKとか書いてあるけど、写真をみるとどう見ても3T製。
なので不明。
SLKならFSAのOEMと思われる。
とまぁそれなりのものを使っている。

2016年8月4日木曜日

SPD-SLペダルの導入

ロードバイクには学生時代の2008年から乗っていましたが、
ずっとフラットペダルしか使っていませんでした。
まぁ当時は通学がメインで、如何に速く大学に到着できるかが最重要でしたので。

ロードバイクを再開するにあたって、サイクリングなんかもやろうと思っていたので、
よい機会だと思いSPD-SLを導入しました。

一番安い、PD-R540です。
色は白にしました。

私のペダリングがへたなせいでしょうか、今のところそれほど有意な差は感じません。
黄色のクリートは遊びがあるらしいのですが、がたつきが気になります。
それか、PD-R540は幅が狭いので、それが原因なのかもしれません。
⇒装着テンションを上げるとかなり改善しました。

装着も外すのも一切練習なく、普通にできました。
なので、巷でいうSPDで慣れてからSPD-SLに移行ってのは必要ないと感じました。

効果が表れるには、もう少し慣れとペダリングの練習が必要ですね。
 これ使っていない競技者はいないくらいなので、
うまくなればきっと効果があると信じています。

2016年7月27日水曜日

ブレーキキャリパーを105に交換

先日買った105(5800)のブレーキキャリパー。
少し遅くなったけど交換しました。
(作業自体はVento G3の装着と同時にやった)

BH Prismaは元々無名のブレーキキャリパーがついている。
全然効かないけど、パッドのせいと思っていました。自社製なのかは知らないけど、巷で評判の悪いTektroなんてこいつと比べたら全然効く。
105ブレーキに交換する前は、パッドだけでも良かったかなとか思っていたのですが
いざ交換してみるとあまりの違いにびっくり。
ロードバイクのこんなに止まったっけ?ってのが変えた瞬間の印象。
⇒もちろん2、3日ほど乗って慣れてくると、たぶんこれが正常なんだと気が付きます。

素人なので正しくわかっているのかが定かではないですが、
ぐにゅってブレーキシューが仕事している感じが明確にわかる。
そのためどれくらいの力でどれくらい速度を落とせるかがコントロールしやすいです。
キャリパーの剛性が高いのでシューの柔らかさを感じれるのだろうか?

また絶対的な制動力も◎です。

これが6000円の投資で得られるのであればすぐやるべきだと思いました。
下りのコーナーでの安心感が全く違います!

ただし、結構重いので+2500円で買えるアルテグラもありかと思います。

2016年7月25日月曜日

Vento G3装着

この間買ったVento G3を装着しました。

Prismaに標準装備のRodi製のホイールは、後ろが1163gで前が937gです。
合計で2100gちょうど。
リムテープは込みです。

Ventoが1750gちょうどなので、350g実測で軽くなりました。
ホイールだけで。

そして、標準タイヤのチェコ産のメーカー不明品がなんと、
430gもありました。
え?って感じ。
このタイヤ、300kmも走らないうちにバーストしたゴミくずのような耐久性で430gもある??

(チューブがじゃないですよ、タイヤが破裂しました)

チューブも102gあったので、-185g(タイヤ)-30g(チューブ) が二輪分軽くなりました。
さらにクイックが20g軽いので、ホイールの350gと合わせて800gの軽量化。
(後輪はバースト後にすでにリチオンにしていたので、段階的に…ですが)
クイックは固定だからいいけど、タイヤが重すぎるから漕いでも重く感じたのかな?

2016年7月23日土曜日

105ブレーキ購入

Prismaのブレーキは、ロゴも無い無印品。
これが止まらない。

ブラケットポジションでは、握力のある私でも大変。
下りでは効かないし、コントロール性も微妙。

私が重いのもあると思いますが、下りでハードにブレーキするとパッドが悲鳴をあげます。

多分これ、パッドを変えれば、まぁ気にならないレベルにはなると思います。
あとはワイヤーの張り具合でコントロール性もどうにかなる気がします。
以前のっていたルイガノのロードは、テクトロのブレーキでした。
これはパッドを変えたら、かなり良くなった経験もあります。

でも、とりあえず買ってみました。
前後で6000円くらいです。

4000円位追加してアルテグラも考えましたが、
STI; tiagra (4600)
FD; マイクロシフト
RD; 105 (5700)
スプロケット; tiagra (4600)
クランクセット; FSA オメガ
という構成なので105で我慢です。

105(5800シリーズ)のブレーキはかなりゴツくて、
194gもあります。うげー。(ねじ・ワッシャー込みです。 )
まぁこれが安心というやつか。


カンパニョーロVento G3購入

BH Prismaのホイールを変えたました。

鉛下駄Rodiをお払い箱にすべく、Vento G3を購入しました。
まぁ部類でいえば、鉄下駄ホイールです。かっこいい鉄下駄。

普通のロードバイク初心者は、鉄下駄から軽量なホイールにアップグレードするのが定石ですが、私の場合は鉛下駄→鉄下駄へのアップグレードです。

値段の割に見た目がかっこいいので選びました。
同じクラスのフルクラムレーシング5も良かったのですが、
スポークの組み方的にG3の方が見た目が好みなのでカンパVento G3にしました。

普通の人が初めに手を出すZondaは手が出なかったです。

値段はProbikekit(PBK)とかいうお店の通販で18,058円なり。

PBKは評判がかなり悪いですが、今回は普通に届いたし、ものもおかしくなかったです。

重量を実測してみると、
フロント768g
リア982gでした。

1750gジャスト。
スペック上は1699g(シマノハブの値、カンパより重い)なので少し重めの個体?
と思ったけど、リムテープの重量と思うと妥当です。
Zondaはリムテープないから、この分も軽いんだと感じた。
ただ-150gに値段2倍は出せないよねってのが、貧乏人の痛いところ。

組み合わせるタイヤは、
リチオン2で、244g(スペック上は220g)。
チューブは、ミシュランのウルトラライトで74g。

足回りで、合計2386g。

実際に組んで見てどれくらい軽くなるかを測ってみたいと思います。

2016年7月18日月曜日

ロードバイク購入まで

2016年の夏にロードバイクを購入。
これをきっかけにブログをはじめようかと思う、マジでチラシの裏にでも書いておけよという内容ですがご容赦を。
まぁ、継続的に乗るためにも、いろいろ書いて興味を維持するのも悪くないかと。

ちなみに私は通勤ライダーでたまにサイクリング。
通勤は片道10㎞弱の信号のない田舎道。
初めは、ダイエットを目的に自転車通勤をしてみようと思って、
安いクロスバイクを買ったのですがどうも乗っていて面白くない。

次第に乗らなくなって車通勤をする毎日に元通り。

学生時代は大体同じ距離をロードバイクで通学していたし、苦痛に感じたこともなかったのでロードバイクを買った。自転車弄りは好きだったし。

ちょうど通販を中心に探していたが、なんと近所の店で2015年モデルのBH Prismaというバイクが、在庫処分セール(半額)していたので、迷わず衝動買い。

この時点でBHというメーカーのことは詳しく知らなかったけど、
スペインのメーカーで欧州ではそれなりに有名なメーカーらしい。
ここ何年もグランツールにも出場しているので悪いメーカではないとかと。

このPrismaというモデルは、BHのロードバイクの中ではかなりエントリーよりなモデル。
一応カーボンフレームではあるが、入門向けのためそこまで軽くもなくて、スペック上の完成車重量は8.7kg。

フォークがカーボン+アルミコラムなので結構重い。
でも買った値段のわりには軽いからいいや。

こんなの。
見た目的には地味。

買った値段は在庫処分セールで約9万円(725ユーロ)でした。

9万円だと、アルミフレーム+Tiagraくらいなら買えるけど、
カーボンフレーム+Tiagraは滅多に買えないのではないか。
ちなみにこのバイクは定価は18万円で、型落ちになった今は実売が14万強だった。
実際、私が買う1~2週間前まではその値段で並んでいたそう。
まぁ売れなかったので安くなったんだろう。年式も古いし。

さてこのバイク、衝動的に買った後に構成を調べたのだが、
なんだか微妙なコンポーネントの組み合わせ。

確かに閉店10分前に店に入って、値段をみてすぐに購入を決めたので、
じっくり精査する間もなく。
その日にはグレード名からなんとなく105使用ぽいことだけわかりました。

名前などのメモをもとにWebで検索をかけると、車名が「Prisma 105」としっかり”105”がついてるのに、
コンポーネントで105グレードなのは、RDのみ!(笑)

納車までの数日スペックを眺めて、あれこれ妄想します。

・フロントディレイラーがMicroshift
・リアディレイラーが旧105(5700、なので10速)
・StiはTiagra(4600、一個古い)
・ブレーキがノーブランド
・ホイールがRodiというよくわからない代物
(ググると Front 903g、 rear 1209g = 2112gという情報あり)
 
とりあえずホイールが重すぎるし、なにより回転が渋いらしい。
よく完成車に装着され、鉄下駄とまで呼ばれる1900g程度のホイールセットより
さらに200gも重いし、クオリティも低い。
1万円くらいの安いホイールセットのRS010ですら1848gなので、
260g一気に軽量化できる。
(定価18万ならこれくらい使ってほしい)

ブレーキはノーブランド(シマノではなさそう)。
これはさすがに変えたい。シューだけでも変えたい。
変えるならそれなりに評判の良い最新のTiagra4700?

FDはマイクロシフト。マイクロシフトは使ったことない。聞いたこともない。
買えるならRDに合わせて5700の105?5700は在庫なくて高い...
Stiに合わせるなら4600のTiagraかなぁ?

そもそも2015年モデルなのにコンポーネントが一世代古いのも気になる。

大学の時は毎日乗っていましたが今では久しぶりのロードバイク。
自身初めてのカーボンフレーム。
まずは体を慣らさねばいけないのでスペックは後回し。

ロードバイクにちゃんと乗るのは何年ぶりか。
体力も、知識も、技術もリハビリから開始。 学生の時はかなり乗っていたのでそれなりに速く走れたなぁ。