2016年8月31日水曜日

デローザVegaってなに?→正体はNickの兄弟車

なんとなくWiggleをデローザ欲しいなぁと眺めていたら、Vegaというモデルを見つけました。
Wiggleでしか見ないし、検索してもほとんどインプレもない。

つい、何だろうと気になったので詳しく調べました。 
Vegaに関する日本語の(詳しい)記述が全く見当たらないので、
記録を残す意味で、このくだらない記事を書きます。

寄せ集めの情報で、長い上に中身もないので注意してください。
Vegaを買ってみましたので記事を書きました。

フレームの形状・ジオメトリは完全に日本でも売られているNickというモデルと一致しています。
写真を重ねてみると完全に一致します。

どうやらNick(ニック)という名前のロードバイクはUKでは絶対に売れないらしく、
Vegaと名前を変えて売っているというのが真相です。

・・・でもNickって何がダメなんだろう?
日本だと、例えば太郎みたいな名前のロードバイクを売るような雰囲気なのでしょうか?
それは確かに売れなさそうですね。。。

で、このVegaですが、フレームはNickと同じで、コンポも基本的には同じ。
ハンドル(Vegaは3T!)やホイールなど細かい部分がNickとは異なるようです。

VegaはWiggleだと同じデローザのミドルモデルのIDOLより値段が高いのですが、
ほとんど定価で売っているからというだけです。
兄弟のNickはデローザのローレンジを担うモデルで、PLANETよりはスポーティよりですが、基本的には同格なモデルのようです。

デローザ(というブランド、ロゴ)には昔から憧れがあり、
実はちょうどPLANETのフレームセットを買おうかどうか考えていました。
PLANETのフレームセットなら13万円程度から見つかります。

PLANETはローレンジですので、憧れとか言うならKING、いやせめてIDOLを買えよと思われるかもしれません。

でもデローザも今や、結構高いモデルまでイタリアで生産しているわけではないです。
それほど高価なフレームが必要になるほど、ストイックには乗らないし、
ただの自己満足のためならローエンドのデローザでもいいかと考えていました。

例えばフレームの性能的なことを考えると、Ribbleで売っているHF83(デダチャイ製)というフレームの方がよいだろうと思います。
HF83はただの一例で、要は中華カーボンをまじめに使っているショップのオリジナルモデルのハイエンドなら性能は高いと思います。

でもフレームにはRibbleと書いているわけで自己満足の度合いでは、
やっぱりデローザにはかないません。
中華カーボンでなくても、フレームというかバイクとしての性能だけなら、
同価格帯のFeltのFシリーズとか、
CanondaleのHIMODでないSuperSixとかの方がよいとは思いますよ。

PLANETは赤・白がグロスのカラーで買うならこれかなと思っていました。
IDOLもそんなに高くないですが、IDOLはマットなカラーばかりで、あまり好きじゃない。
で、出てきたのがVegaです。というかNickか。
PLANETより新しく、少しスポーティな位置づけらしいこのモデル。

カーボンのグレードは30T(51.5%)と24T(48.5%)でいわゆるハイモデュラスカーボンではない模様。
ただ、カラーがグロスで複数の色が入っていると自分の好みにあいます。
フレームの重量的にはderosanews.comでしらべると、
IDOL>PLANET>Nick(Vegaも同じ)>KINGとか上級モデルで、
1250g>1050g>1000g>920gと軽くなります。
フォークはみんな400g。

ただ明らかにカーボンのグレードはIDOLより低く、
それでも軽いので剛性はないのかと思われます。

実際Nickのレビュー記事を見ると、そのようなことが書かれています。
こういう記事は濁すもんだと思うのですが、明確に書かれると、
たぶん本当にそうなのかと勘ぐってしまいます。

Vegaの装備もみていきます。
ホイールは、フルクラムRacing Sportというもので、
まぁ鉄下駄みたいなものです。
細かいパーツは、
ハンドル;3T ERGONOVA PRO (260g)
ステム; 3T Arx Pro stem 、(140g)
シートポスト;Derosa SLKとか書いてあるけど、写真をみるとどう見ても3T製。
なので不明。
SLKならFSAのOEMと思われる。
とまぁそれなりのものを使っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。