FTP測定をやってみました。
これまでは自分の能力を具体的な数字にするのが怖くて避けていた。
散々と自転車に散財しておいて、FTPは200Wもないとかそういう事実を目にするのが怖くて。
でも最近はStravaで記録している通勤路での記録更新も途絶え、
一個だけでもいいので持っておきたいKOMも取れる見込みもなく、
このまま老いていくだけも寂しいので真面目にトレーニングをしてみたいと思った。
なので手始めに自分の今の立ち位置を把握するためにFTPの測定を行ってみた。
そもそもFTPに関しては、気が向いたら書くことにする。
測定方法は20分法を用いた。
やり方:20分間がむしゃらに自転車を漕ぎ、その値に0.95を乗算する
私はパワーメーターは持っていないので、エリートの固定ローラーとエリートのアプリケーションを用いて測定を行う。
このアプリケーションは単純で、速度とダイヤルの重さから出力を計算する。
このローラー台は、8段階のダイヤルがあり、8段目で60km/hで走ると1090Wになるそうだ。
今回は7段目に固定してやってみた。
ウォームアップ5分ほどを含んで30分ほど漕いでみた。
なぜか心拍計の接続がうまくいかず、心拍は記録できなかったが腕時計で測る限り最大で170程度だった。
これが今回の測定結果をエクセルでグラフ化したもの。
何度か途中で出力が上がっているが、漕いでみてもう少し行ける気がすると思って、
少しケイデンスを上げたりしたからである。
そのため、FTPを計算すると右肩上がりの傾向があるが、最終的にはサチっている。
このときの値を現状のFTPとすることにし、その値は272Wだった。
FTP測定は何回かやると精度が上がるし、値も上昇しやすいらしい。
しかし後半の300Wキープは大変だった。
発汗量が多く、汗を拭くためにペダリングを弱めざるを得ないときが多々あったので、出力が一瞬落ちるのはそのせいである。
いずれにせよ私のFTPは272Wと測定できた。
(体重が重いので300Wくらい欲しかったが、そのために必要な320W20分維持は無理だ)
この値の信頼度だが、エリートのローラー台の精度、測定方法によるバイアスなどを考えると絶対値に関しては何とも言えない。
例えば出力をクランクで測るのと、タイヤでローラー台を回して測るのには損失などいろんな条件で違いが出そう。
(もちろん補正は入るだろうけど)
ただし相対的には評価の指標になるであろう。
【追記】
今度は1時間かけてFTP測定をやってみた。
やり方:ウォームアップがあるので、1時間10分程度ローラー台を回し、その中での1時間平均出力の最大値を計算
1時間平均の最大値は267W、前回と同様に20分方に0.95を乗じた方法だと271W。
ちょっとペース配分に失敗したのと、やはり発汗がひどく特に後半は目に汗が入った汗を拭くのに結構ロスしているが、これを数Wと思えばおおむね先週の数字とはあっている。
【余談】
私が出てみたい乗鞍ヒルクライムの予想タイム。
体重を66kgとした場合(注:私はもっと重い)この出力で68分程度。
62kgまで減量してやっと65分。
面白いのは、ローラー台に乗っていたのは69分で、20.5kmの走行距離だった。
⇒つまりこのローラー台でダイヤル8にセットし、20km/h程度で走っている分には、
およそ6%くらいの勾配に相当するのかも。
ヒルクライムでは、高層部に行くほど空気が薄い影響なんかを加味すると、
+10分くらいは見ておいた方がいいか。
体重が66kgではなく、今のままなら1時間30分を切れればいいかというレベル。
優勝者は55分とかなんだから恐れ入る。。。
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