2018年9月22日土曜日

ネオプリマート【クロモリフレームが欲しい】

ホリゾンタルトップチューブに、細いパイプ。ラグ。
私のようにシリアスに走ってない人間だと、カーボンの軽量さよりもスチールの造形により惹かれる。

カーボンは安いものは(重いけど)安いし、今時気軽に買える。
現に私の持っている2台のカーボンバイクは、アルミバイクと大差ない値段で買っている。
むしろただカーボンというだけならばコスパには優れる部類だ。

導入しやすく親しみ深いと思う一方で、カーボンはやはり弱いと感じる。
先日デローザのVega倒してしまって破損した件でも、多少のダメージが車体にあると思う。
壊れたら買い替えればいいだけなのだが、気に入ったものは長く使いたい性質なのでこの点が微妙。
私はめったにものを気に入らないので、すぐに買い替える傾向があるが、
実際は愛着のあるものは大事にしている。

カーボンフレームは、心のどこかでダメになる可能性が高いと思っているもあって愛着がわきにくい。
なんとなく消耗品ととらえている。
ハイエンドの薄い高剛性フレームこそその傾向は強いだろう。

そこで寿命の長そうな金属フレームはどうなのかと思い始めた。

まずはアルミフレーム。
私の所有するバイクのうち、
Felt F95、ハードテイルMTB、Fuji Cross1.1はアルミフレームである。
アルミフレームは、軽量に作ることができる。
フォークは大体カーボンもしくはカーボン+アルミでできたものである。
安いものだとスチールのフォークというパターンもある。
アルミでできたフォークはないことはないが、乗り心地が悪いのかそんなに見ない。

アルミは寿命が短いといわれている。
詳しいことはわからないが、アルミという材質は金属疲労が蓄積する材質らしくて、
次第に劣化していくそう。
この面でカーボンよりも寿命は短いという意見もある。
やわではないが、この点はかなりネックである。

そこで鉄のフレームである。
鉄は金属疲労が蓄積しないのでアルミのように劣化しないらしい。
また、溶接が容易でその気になれば修理して乗り続けることができる。

となると長く使うには、もってこいの素材である。
能書きが長くなったがつまりクロモリフレームが欲しくて、しかもどうせならデローザがよいという今回のしょうもない話。



これは現行のデローザネオプリマート。
ちょっと派手な色だが、シルエットが非常に美しい。

デローザにはNuovo Classicや、Ageその他にもスチールモデルは存在するが、
適度に古さにこだわってないNeo Primatoが私の一番のお気に入り。
この中では安いのもあるけど、メタリックな塗装よりソリッドなカラーの方が好きなのも大きい。

上の赤いネオプリマートは、黒系のコンポーネントでホイールもシャマルで組まれているが全然違和感がない。
ちょっとステムがごついのが気になるけど。

自分なら、9000Duraとか少しシルバーの色が混ざったコンポーネントで組んで乗ってみたい。
もしくはカンパの銀色コンポーネント。

ネオプリマートは1700gと聞く、というか公式サイトにはそう書いてある。
この数字はクロモリフレームとしては大変優秀。
性格は快適性能に重きを置いたバイクなようだ。

反応性、レース適性ともに75%と公式サイトで評価されている。


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