2018年10月31日水曜日

PRO Koryak Dropper Post

bike24で最も安い値段(110€)で買えるドロッパーポストなんだけど、
なんでこんなに安いんだろう。

内装式で、見た目的には普通なんだが。
強いて言えば色合いがPROっぽい。


ちなみに、公式サイトによると31.6mmで533gと軽い。
安価なドロッパーポストだとBrand-Xが定番だけど、それに対して100gくらいアドバンテージがある。

しかし、自分のMTBは内装式には対応できそうにないからなぁ。

2018年10月30日火曜日

VegaをRivalで組みなおしてみた【ついでにハンドル幅の考察】

フルデュラエース化したデローザvega。

この自転車を何でもない通勤に使い、立ちごけした事件。
この事件から得た最大の教訓は、
デュラエースはこけると高くつくということである(涙)。

幸いRDには大したダメージはなかったが、DuraAceを通勤用の機材に使うのは無意味に感じた。
個人的にはDuraAceは軽いだけでアルテグラとの差はわからない。
(ちょっと恥ずかしい。。。)

だからと言ってわざわざアルテグラや105を新しく買う気にはならない。
105はR7000が出たばかりだが、STIとクランクのむごいデザインが気に入らない。

手持ちパーツで、Viner Mitusを組む時に使っていたRival/Forceのコンポが余ってたので、これを使うことにする。
SRAMは操作性に癖があり、調整が若干難しい(気がする)のだが、また使ってみたくなる良さもあった。

ついでにハンドルも見直す。

この時点までロードバイク(VegaとMitus)は44cm幅(ドロップ部のセンター・センター)のハンドルバーを用いて組んでいる。
これはこれまで40cm、42cm、44cmを乗り比べて
40cmは明らかに細くて乗りにくい。
42cmはそれほどおおきな問題は感じない
44cmがリラックスできる気がしたし、ダンシングがしやすい。

速く!が目的であれば42cmがベターな気もするが、44cmの安心感のようなものが
印象に残ったので44cmに統一していた。

ちなみに私は肩幅広めのごつい体型。

 
印象がよかった44cmのハンドルというのはFSA製の物(オメガ?)だったが、
それは360gくらいあるトンデモない重ハンドルだった。

軽量化厨なので当然もう少し軽いものを買おうとする。

ブラケット位置での幅とドロップ部の幅の関係というのはメーカーによって異なるので、せっかくのよいフィーリングにマッチするように、
FSAに絞って探し、K-forceグレードのハンドルバーを2本も買った。
定価では40000円くらいするあほなハンドルを2本買ってVegaとMitusに装着していた。

どうも最近パワーメータを使い始めてこのハンドルでは姿勢に無理がある気がし始めてきた。
ただし、問題なのは幅ではなくドロップ量な気がする。
ドロップ量というのは無頓着だったが、FSAのオメガ?はコンパクト形状でドロップは12cmくらい。
K-forceはニューエルゴという謎の形状で、リーチは短いのだが、
ドロップは15cmもある。
その差は3cm。

もう買ってしまった高級品なのでドロップ幅が大きいことは気にしないように自分をごまかしていたが、 組みなおすついでに一時的に違うものを使ってみることにする。

とりあえずは手元にある3TのErgonova(42cm)で組むことにする。
このハンドルは上ハンドル部分が卵形状なのが気に入らないのだが、
ブラケット位置からDrop量に着目たいので目をつぶる。
気に入れば、3TのなんとかNovaにしてみよう。
Aeronovaがいいけど高いし、Vegaは通常のロードバイクだから似合わないだろうね。
3Tのハンドルは、
無印(OEM、普通のアルミ)
Pro(よいアルミ)
Team(カーボン)
LTD(HMカーボン)
という印象。
私のErgonovaはVegaの付属品で無印。
買うならTeam以上かな。

で、サクッと組んでしまうのだが、Vegaはケーブル内装なのでめんどくさい。
ケーブルライナーを自転車屋さんで買ってきて取り付ける。

SRAMのRivalは105レベルのコンポーネントだが、重量が軽い。
ちょっと癖はあるけど、シマノと混同しないのであれば特に問題はないかな。
ブレーキレバーの操作感がソリッドなのは好印象。
でもブレーキキャリパーは、重くてもやっぱりシマノがいいです。
制動力は結構な差があると感じます。

【Vegaは仏→日引っ越しの際にバラし、兄弟にあげました】

2018年10月26日金曜日

RockshoxのRebaを導入

CRCでRockshoxの中堅フロントフォーク「Reba」が極端に安かったので、購入してみた。
CRCの商品欄の情報はあいまいで、正直どんな代物が届くかわからない状態だったが、
無事届いてへんなものではなかったので記事にしてみる。

私が買ったときは、140€くらい(18,000円くらい)だった。
今は現在少し上がってしまい、180€くらい。残念。
これでもまだお買い得感のある値段ではないかと思うけど、
これQRなので今更買うような製品ではない。
在庫は潤沢にあるようなのでスクショを張っておく。
興味のある方はぜひ。
https://www.chainreactioncycles.com


Rebaの値段は、このなんとなーく1年くらいずっと見ていて、
15mmTA仕様を3万円程度で購入しようと思っていたが待っていてよかった。
MTBに乗っているなかで現状のRockshox Reconでも不満はないのだが、
(ReconはRebaと同じ32mmインナーチューブで、Rebaより一つ下のグレード)
取り回しなどでは明らかにフロントが重いので、軽量なものに交換しようと思っていた。

新しく組もうかとも思っていたけど、今乗っているMTBに装着することにした。

CRCからは注文から1週間程度で届いた。
商品欄では、色がSilver-Goldになっているので、変な色のものが届いたらどうしようかと不安だったけど、写真の通りの色で一安心。
ただちなみに梱包はすごく雑でCRCだなぁという感じがした。
フォークが裸で段ボールに入っていた。
商品はバルク品で、ショックポンプなどの付属品はなし。

これはRecon(右)とReba(左)の比較。
持ち比べるとかなりはっきりとした差がわかる。
それもそのはず、Rebaは1556gだったが、Reconは2.2kg(2.0kg超えるので体重計で測った)。
Reconのコラムの方が色の濃い灰色なんだけど、断面はおなじ色。

当たり前だけど似ている。
ReconはTK Silverというバージョンのようだが、
コラムは鉄ではなくアルミだった。鉄だと思っていた。。。なんでこんなに重い?
Reconはインナーチューブが鉄。重いのはこれのせいだな。
Rebaのインナーチューブは何かはわからないが、磁石はくっつかない素材。

Rebaの実測重量は1556g→1523g。
(コラムをReconと同じ長さになるように切ったが33g軽くなった。)

早速交換してしまったけど、Reconからの差で600~700gも軽量になった。

これは鈍感な私でもさすがにすぐにわかる変化だった。
取り回しが軽い。
アパートの3階まで運ぶのがだんだん楽になってきている。

機能面の変化だが、ストロークが100mm→120mmに上がったが、
路面追従性などは延長線上な感じ。セッティングを完全に同じにしないとわからないか。
FOXとROCKSHOXではずいぶん違うと聞くが、ROCKSHOXの同じジャンル内で交換すると、重量面での差以外は感じない。

ただストロークが20mm伸びたことで、スタックも15mm~20mmくらい変わっていると思う。
この若干の変化で少しポジションが適正かされた気がして、乗りやすい。
特に低速でのテクニカルな状況で手首にかかる負担がへった。

一方で、速度が乗ってくるとハンドルは低い方が落ち着く。
こだわりだすときりがないなぁと感じている。

次の大物はドロッパーポストだと思う。


2018年10月19日金曜日

ノーマルクランクのメリットとは

私にとって脚力のある人が使うイメージのあるノーマルクランク。
私も一度ノーマルクランクを買ったことはある。
ただ勾配の多いところに住んでいるのもあって、ノーマルだと勾配のきついところで疲れる気がするので、今はすべてコンパクトクランクを使っている。

2台のロードバイクは両方コンパクトクランクだし、グラベルロードもコンパクトクランク。
ただグラベルロードは走破性を重視し11-32Tというワイドレイシオなカセットを入れている。

ところで私的にはコンパクトクランクのメリットは、「軽いこと」だと思っている。

例えば、私はコンパクトクランクと11-25Tというギヤ比のカセットを使っている。
これなら大体一桁後半~10%くらいまでの500mくらいの短い坂は楽 に登れる
(いや全然楽ではないのだが、脚力を極力使わず、上った後に足にこないという程度)。
距離が短くてもこれ以上の勾配や、長い坂はペースを落とすなど工夫しないときつい。

このギヤ比をインナー39Tのノーマルクランクで保つには、
若干重くなる28Tか30Tのカセットが必要。
でこの2者は20g~25g程度の差がある。
(もちろん28Tが重い。)
トップは12Tだと軽すぎるので11Tは必須だ。

39Tも53Tもチェーンリングが34T・50Tと比べて大きいので、その分重い。
30Tなど28T以上を使うと、RDもミドルケージが必要となり重くなる。
またチェーンも3~4コマ分重くなるので、基本的には重くなる。

その差は、50g~60g、もしくはそれを超えるかもしれない。

つまり、貧脚なのにノーマルクランクを使い、
それを補うために大きなカセットを組み合わせると自転車が無駄に重くなる。

なのでコンパクトクランクは軽くできる点でメリットがあるといったわけである。
逆にそれ以外は、デメリットばかりだと思う。
・下りで回りきる
 50T×11Tで、100rpm回して、時速57キロ強。53Tなら時速60.7キロとその差は3キロ以上。
 同じケイデンスで走っていたら1秒につき、1mも話されてしまう。
 しかし私は緩斜面で57km/hも出せないので、この点は割とどうでもよいかも。
・フロントの変速がやりずらい
 落差の違いから、機械的に変速が難しい。
  34T→50Tは16T分の差、39T→53Tは14T分の差
 また、ギヤ比的にも、落差が大きいため使いにくい面が多い。
・駆動抵抗が大きい
 上記の通り重量差は50gとかそんなもの。これは大した差ではない。
 ギアが小さいと、チェーンの曲がりRが小さくなり、駆動抵抗が増すらしい。
 この抵抗は数W~10Wに相当するらしい。
 (本当にこんなにあるか?という気がするが。差ではなく抵抗そのものかも)
 直線しか走らないのであれば大きなメリットになるし、
 多少の登りでも50gのペナルティだけならメリットの方が大きいかもしれない。
 
しかし、貧脚なのにノーマルクランクを使い、
それを補うために大きなカセットを組み合わせるとギア比の間隔が大きくなって、
走りにくい。これも大きなデメリットな気がする。

結論:自分の足次第
結局ノーマルクランクのメリットを享受できるのは健脚を有する者である。
私のような貧客には過ぎたものである。
巡行が55kmを超えるシーンがあるのであれば、
(コンパクトクランクではケイデンス96~97。ノーマルなら90くらい。)
ペダリングのうまさにもよるかもしれないけど、ノーマルクランクはありなのかも。


シクロクロス車に25cタイヤを装着すればロードバイクになるのか?

今年の冬に組んだシクロクロスフレームを用いたグラベルロードがすごく良い。
カーボンロードバイクと比べてどうなんだろうということが気になったので考察をしてみる。

極端な話として、このバイクに25c程度のタイヤを履かせた場合、
(ディスク)ロードバイクとそん色ない性能が出るのだろうか。

まず、ジオメトリーに由来する限界。
同じFujiのシクロクロスフレームであるCross 1.1と、
ディスクロードのFuji SL Diskのジオメトリチャートを比較する。
サイズは54(mediun)を想定。

まずはスタックハイト。
Cross SL     差
566    540    -26
26mmほどスタックが高い、またBB dropが4mmほど少ないため、重心が高めになりそうだ。

ステムやコラムスペーサーでハンドルを落とせば割と近い数字にはなりそうではある。
私の場合、ロードバイクでも限界までハンドルを下げているわけではないので大丈夫な範囲ではあるが、すごく下げている人だと厳しいのかもしれない。
私の場合でもステムの変更角度か、スペーサー抜きなど考えねばいけないので
気分によってホイールタイヤだけを変えて、ロードバイク化はというのは難しい。
ステムを変えたりスペーサを抜くのはめんどくさい。

次にホールベース。
クロスは28mm長い。
前後15mmほどずつホイールが遠い。
これは2サイズくらい大きなフレームに乗っているのと似ている。
ハンドリングはずいぶん落ちるはずだが、私のレベルではコーナーリングでタイム差がつくことはないのでまぁ許容範囲か。
これによるスプリント性能や反応性の低下は気になる。
個人的にはFujiのCrossに乗ってもがくと結構機敏に感じるのだが、速度はそんなに出ていないので錯覚かもしれない。

重量差
フォークがかなり重いことを除けば、アルミのディスクロードと重量面でのデメリットはあまりない。
カーボンフレームでリムブレーキなロードバイクと比べると、1.0kgは不利だと思う。
ロードバイクに対して軽いということは絶対にない。

乗り心地
シクロクロスはそれほど長時間乗らないので固いらしい。
レースも1時間とかそんなんなので、快適さより剛性を重視しているらしい。
私は33cのタイヤでしか運用してないので固くて疲れるという印象はないが、
25cなどのタイヤを高圧でを履いた場合はどうなんだろうか。

結論
タイヤホイールセットの交換だけではなく、ハンドル高のセッティングを行う前提であれば
シクロクロスフレームをロードバイクっぽく使うことは可能だろう。

しかし、若干重く、緩慢で、おそらく乗りごこちも悪い。
すべてにおいて下位互換の物が出来上がる気がする。

【実際にやってみたよ】
2019年の初夏にやってみました。
タイヤが劣化してきたので、なんとなくPro One チューブレス(25c)を一時的に履かせてみました。
・若干重く
 これま間違いないです。
・緩慢で
 私の場合、前傾姿勢具合はあまり変わらないセッティングなのですが
 やはり重心が高く、ロードバイクほど機敏な感じはしません。
 また雨などが降った際に急坂でトルクをかけると空転しやすいです。
 なんか知りませんが前荷重になりやすかった。
・乗りごこちも悪い
 Fuji Cross 1.1では別に気になりませんでした。 チューブレスのおかげかも知れません。

Canyonの2019年モデルにAeroad SLというバイクが追加されている

Canyonの2019年モデルにエアロードSLというのが追加されている。
わかりにくいが、従来はSLXグレードオンリーだったが、XのないSLが追加されいる。
(※上位機にSLXは残っている)

ロゴがでかくなり、モビスターっぽいカラーの仕様もある。
2018年モデルのエアロードは地味で、グラフィックが好みでなかったがこれは結構好みだ。

SLXとSLの差はまだどこにもニュースがないから、イマイチわからない。
普通に考えれば、
・カーボンのグレードの違い
により、重いか剛性の低いフレームであろう。
のニュースによると空力性能は同じ(=形状が同じ)で、剛性と重量が異なるとだけ書かれている。
重量はいいけど剛性も落としているのか。
これはUltimateのSLXとSLとの関係と異なるので要確認。
Ultimateでは同じ剛性を達成し、重量のみが異なるらしい。

追記10/29
日本語のサイトでも記事が出始めたけど、重量差は100g・剛性は同等と書かれていた。
例えば、https://cyclist.sanspo.com/432760
どちらが正しいのかは、わからないが少なくとも公式サイトには
具体的な数字や記述はない。

フレームセットでの価格差は、
SL 22.9万(総重量2.5kg)
SLX 30.5万 (総重量2.2kg)
と7.5万円に収まる(リムブレーキ仕様)。
フレームセット自体の重量の記載はないが、総重量の差が0.3kgであることを思うと。
フレームの重量は+150~200g、フォークで+50gとかそれくらいか。
フレームは1150~1200g級、フォークは400g級かなぁというイメージ。
付属してくるダイレクトマウントブレーキに差があり、SLはアルテグラグレードが、SLXはデュラエースグレード。
これが残りの50gの差かも。

後述するが他に差はなさそうなので、フレームの価格差は6万円くらい。
SLXも他社のハイエンドと比べると格段に安い。
Yonexが新しく発表したエアロロードフレーム・エアロフライトなどは、
830gと激軽だが、これは80万弱する。Aeroad SLXは31万。
+50万で-150g。
SLXにRed Etap(20万)+Quarkパワーメータ(10万)+ホイール(20万)を装着しても80万か。

SLXとSLの話に戻ると、ハンドルバーや、シートポストなどに差は無いようだ。
付属するハンドルバーH36は、相変わらずの総重量400gのステム一体型ハンドルで、
お買い得だが、かなり重く惜しい製品だ。
一体型で4.5万もするなら300g台前半であってほしい。

完成車だとR7000 105仕様に30.9万円程度の完成車がある。
この仕様にはモビスターカラーがある。

30.9万で105と聞くと安く感じないが、なんと58mmハイトのレイノルズ製カーボンホイールにコンチネンタルのレース用タイヤが付属する。
さすがCanyonだ。
これだけど末端価格で13~15万円の価値がありそうだ。
R58はクリンチャーリムで465g程度のリムらしいので、かなりよさげなカーボンホイールだ。
16~17万円程度で、本体が買えると思うとすごく安い。

ただし105グレードはハンドルが普通のハンドルだったり、ある程度のコストダウンは見受けられる。
+6万円程度でアルテグラグレードが買えるので、こちらも(むしろこちらの方が?)お買い得感は高いがカラーが地味すぎる。
105仕様でも重量は7.6kgとペダル込みで8kg以下に収まるので、カラーが好みなら買ってしまうのは全然あり。

自分ならモビスターカラーがいいので、105仕様で買って分解し、R8000アルテグラに換装するかな。
新品のままの105を売り払えば、4万円くらいにはなるだろうし。
一体型のハンドルではなくなるが好みのハンドルに換装すればよいか。
AEROAD SL 8.0にモビスターカラーがあればよかったのに。

2018年10月11日木曜日

4iiiiパワーメータ

すごく安く買えた気がする。
パワーメータにもいろいろあるけど、いろいろ検討するうちに片側測定で十分というか、
片側がベストではないかと考えていたので、多少高くてもどのみち買うつもりではあった。
偶然セールで安く買えたという程度か。

ちなみに購入はあまり使わないPBKで9000Dura Aceのモデルが356ユーロ弱、約45500円。
image.png
400ユーロ以下になれば買いたいと思っていたので思い切って購入。
パワーメーターはいろいろ考えたが、4iiiiかStagesの片側測定モデルが考えうる範囲ではベストだと判断。
FC-9000は35000円~40000円くらいで買ったと思うと総額で85000程度に上る

私はすでにFC-9000を使っていたのでパワーメーターの導入コストは上記金額だが、
新車を組む際に初めからPMの導入を考えているなら、FSAのPowerBox Carbon(10万円くらいからある)、チェーンリングは別だがQuarqのパワーメーターもある。
これらは両足での計測が可能なので、少し足せばそれらが買えることは抑えた方がよい。
もちろんアルテグラで片側なら大幅に安いので、やはり片側にはコスト面でのメリットはある。
パワーボックスのアロイはめちゃくちゃ安いので、重さを気にしないとコスパがいい。


ではなぜ、私が片側がベストだと思ったか。
・左右差は乗っている時に気にしない
パイオニアのようにペダリングモニターができる両側計測は確かに魅力的に映る。
しかし私はそれをライド中、特にPushしている最中に見ることはない気がする。
また、過度にペダリング効率を気にするとケイデンスを保てなくて逆に遅くなることもあるらしい。

パワーメーターの導入の根拠は、相対的なエフォートの確認だと思うので
片側計測で十分だと思った。
つまり、自分の出している出力の絶対値を精度良く測るなら両側計測は必要だが、
大半の目的はそうではなくどれだけ無理しているかを把握することだと思う。

・軽い
4iiiiは9gしかない。
FSAのパワーボックスや、Quarqのカーボンクランクは総重量で700gを優に超える。
大体チェーンリングにもよるが、730gを超えるくらい。

デュラエースはおろかアルテグラよりも重い。
デュラエースならば4iiiiのセンサーを加えても630g程度に収まる。

その他にもパワータップのハブ型パワーメーターも考えたが、はやり軽量なハブより110g程度重くなる。
些細な重量ではあるが、片側測定に対するメリットを考えると追加の100gは重すぎる。
極端な話、「4iiiiのセンサーを両側につければ18gなわけで。。。」なんだと思うと、今買える上記の両側計測のパワーメーターを買うのもしゃくだった

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梱包はいたってシンプル。

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パワーを使ってみて

パワーメーターを使ってみて感じたのは、バイクのポジションが適切ではないのではという疑問。
不思議なんだが自分は平地でびっくりするほど出力をキープできていない。

平地は下ハンドルをもって走ることが多いのだが、頑張っているつもりでも、上りでは(短い時間なら)キープできる300Wを直ぐに切ってしまう。
ブラケットポジションではやや楽に300W キープができる。
意識すると確かに足に力が入りにくく感じるし、ケイデンスも低めになる気がするため頑張っている割に出力が出ないのかもしれない。
これだけが要因ではない気がするが、平地で出力を出していないタイプのようだ。

上り坂では、出力を一定に保つのは割と難しい。
これは慣れが必要だと感じる。