2017年8月18日金曜日

【自転車】海外通販各社の評価【ロードバイク・MTB】



海外通販歴13年ほどの私の印象です。


・Wigglehttp://www.wiggle.jp/

たぶん最も有名な通販サイト。
クレーム対応がよい、品数は少なく、値段も全般的には安くはない(でも安いものは他より安い)。
商品発送が優秀で多少の値段さならWiggleがおすすめ。

全体評価 ★★★★☆
品数 ★★★☆☆
クレーム対応 ★★★★★
発送のスムースさ ★★★★★
検索しやすさ ★★☆☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★☆☆☆
特価品の安さ ★★☆☆☆
送料 ★★★★★
完成車 ★★★☆☆
自社ブランドの評価 ★★★★☆

CRC
http://www.chainreactioncycles.com/

品数も多く、安いものが多い。
品切れ商品ばかりが特価で、ストレスが貯まる。
Q&Aが充実していないので明らかだが、問い合わせに対する回答は期待できない。
Wiggleに対してサポートが弱いのが明らか。
同じものをかうのであれば、メンバー割引があるWiggle一択。

全体評価 ★★★☆☆
品数 ★★★★☆
クレーム対応 ★★☆☆☆
発送のスムースさ ★★★★☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★★☆
全体的な安さ ★★★★☆
特価品の安さ ★★★★☆
送料 ★★★★★
完成車 ★★★☆☆
自社ブランドの評価 ★★★★☆

Ribble
https://www.ribblecycles.co.uk/

コンポーネントが安い、セール時は自社ブランドのSpecial edition bikeはお買い得感がある。
普段は安くないときが長いので、タイミングが難しい。
2017年から送料が高くなって使いにくくなった。
最近クーポンは出ない。
品数はそれほどでもないので、マニアックな商品は手に入らない。

安いが、際立って安いものはない。
ただロイヤリティプログラムが優秀で、クーポンと合わせ技で定価の物が30%近い値引きで購入できることがある。

発送はWiggleやCRCに比べると劣るが普通、セール中などで忙しいとめちゃ遅い。

全体評価 ★★★★☆
品数 ★★☆☆☆
クレーム対応 ★★★☆☆
発送のスムースさ ★★★☆☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★★★☆
特価品の安さ ★★★☆☆
送料 ★★☆☆☆
完成車 ★★★★☆
自社ブランドの評価 ★★★★☆


PBK

ロードバイクに特化した店。
時々安いものを出すが、高く2018年頃は全然使い道のない店に成り下がっている。
あと品数が少ない。

値段がよく変わる印象がある。
クーポンをばらまきすぎててイマイチ購入時に背中を押されない。
大体使えないクーポンだし。

全体評価 ★★★☆☆
品数 ★★☆☆☆
クレーム対応 ★★★☆☆
発送のスムースさ ★★★☆☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★★☆☆
特価品の安さ ★★★★☆
送料 ★★☆☆☆
完成車 ★★☆☆☆
自社ブランドの評価 ☆☆☆☆☆

Planet X
http://www.planetx.co.uk/

怪しい店っぽいのだがまとも。私のお気に入り。
フィボナッチセールなど、意味不明に爆安になる時があり注目している。
他にもへんてこなセールをやってくれたりする。
でも、いきなりセールをやめたりするので気難しい。
セールは明らかに値段設定ミスをしている時があるので始まった時がねらい目。

自社ブランドの完成車はたくさん種類があり、ジャンルも豊富。
フレームが超安い時がある。

コンポーネントでは品数は一見多いが大半が意味の分からない商品なので、
欲しいと思うものは少ない。

いい意味で変なコンポーネントをよく扱っている。
日東のハンドルとか。


全体評価 ★★★★☆
品数 ★★☆☆☆
クレーム対応 ★★★★☆
発送のスムースさ ★★★☆☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★★☆☆
特価品の安さ ★★★★★
送料 ★★☆☆☆
完成車 ★★★☆☆
自社ブランドの評価 ★★★★☆


Merlin Cycles
https://www.merlincycles.com/

ごくたまに爆安なものを数点出す。
普段は大したことないが、自社ブランドの完成車はコスパがいい。
またしばしば10%オフなどのクーポンを出していて他と比べても安いことが多々ある。

全体評価 ★★★★☆
品数 ★★★☆☆
クレーム対応 -----
発送のスムースさ ★★★★☆
検索しやすさ ★★★★☆
安さ ★★★★☆
全体的な安さ ★★★★☆
特価品の安さ ★★★★★
送料 ★★★★☆
完成車 ★★★☆☆
自社ブランドの評価 ★★★☆☆


Math Salden
https://www.salden.nl/en/

オランダの自転車屋。
4~5年落ちの少し古いフレームが安い
全体的には安くはないが、よく見ると破格の物があったりする。
ただし送料が高くて、小物には使いにくい。
日本ではメジャーではないが私は2回ほど使った。
両オーダーとも問題はなかった。
問い合わせには親切に答えてくれる。
ただしVATなしでの販売をしてくれないので、日本から買うメリットは薄い。

全体評価 ★★★☆☆
品数 ★★★☆☆
クレーム対応 ★★★☆☆(未評価)
発送のスムースさ ★★☆☆☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★★☆☆
特価品の安さ ★★★★☆
送料 ★★☆☆☆
完成車 ★★☆☆☆
自社ブランドの評価 ★★☆☆☆

・Bike24
https://www.bike24.com/

品数が多いので、細かいものなどが欲しい時は重宝する。
セール品は安いが、数は少なめ。
でも意外と安いので一見の価値あり。

色違い品が送られてきたことがあるが、返送料をいくら以上にしろとか要求が細かい。
このときは結局泣き寝入り。クレーム対応はよくない。

全体評価 ★★★☆☆
品数 ★★★★☆
クレーム対応 ★★☆☆☆
発送のスムースさ ★★★☆☆
検索しやすさ ★★★★☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★☆☆☆
特価品の安さ ★★★★☆
送料 ★★☆☆☆
完成車 ★☆☆☆☆
自社ブランドの評価 ★☆☆☆☆


 ・Alltricks

フランスでテレビを見ているとCMでよく見る大手。
セール品は安い。
割引率が自社通常時からなので低く見えるが安いものは安い。
クレーム対応も親切。

全体評価 ★★★★☆
品数 ★★★★☆☆
クレーム対応 ★★★★☆
発送のスムースさ ★★★★☆
検索しやすさ ★★★☆☆
安さ ★★★☆☆
全体的な安さ ★★★☆☆
特価品の安さ ★★★★☆
送料 ★★★★☆
完成車 ★★★☆☆
自社ブランドの評価 ★☆☆☆☆

・ProBikeShop
1回だけ使った。
割と普通だし、セール品は安い。

Tweeks Cycle
ここはまじでクソ。詐欺師の店
なのでリンクは貼りません。
装着してないものを装着したと平然とうそをつきます。


全体評価 ☆☆☆☆☆


お決まりですがここで読んで、不着などのトラブルや何が起ころうと自己責任でお願いします。

Light bicycleのカーボンホイールが気になる

Light bicycleで売られている手組のカーボンホイールが気になっています。
https://www.lightbicycle.com/

チューブラー24mmハイトで1075gのホイールが$500。

クリンチャーでも1300gってのが選べます。

VegaはDuraで組んでいるので、これくらいのスペックのホイールが欲しくなります。
セレブはBoraとかをちゅうちょなく選びますが、無理だなー。

2017年8月17日木曜日

MTBにはまりつつある

「通勤の距離を変えずに脚力のトレーニングをしたい」
という不純な動機で、重たーいMTBに乗り始めた。

果たして意味あるのか?
確かにMTBで通勤すると遅い分長い時間自転車に乗っている。
しかし、ロードバイクで同じだけ長い時間乗ればより長い距離を走ることができるので、同じではないかと思われる。
しかし、不必要に寄り道をするほどのモチベーションはなかなかわかないので、
同じ距離を強い負荷で走るのも悪くないかと思う。

ついでに、林道や、荒れた路面、草原などを走ってみたいという興味もなくはなかった。
特に、荒れた路面というのは田舎住みの私には、日常的に出会うもの。
そんなときロードバイクだと先に進めず、引き返していたのであれた路面に強い自転車を欲していたのも事実。

ここ最近はほぼ毎日MTBで通勤している。
Stravaを使った計算では、1.5倍くらいカロリーも消費しているので(ちょっと疑わしいが)
同じ距離を走るならダイエットにも効果がありそうかな。
その恩恵で単純に痩せればヒルクライムは早くなれると思う。

MTBに乗って、ただ通勤しているだけなのだが、
これが意外に楽しくて、はまりつつある。

ロードバイクでは通ったこともない砂利道や、草原を意味もなく通ったり。
絶対的なスピードが低いうえに、ブレーキが強力なのでなんだか乗っていて安心。

現時点では、道でローディに出会うと、たいていの場合はついていくことはできない。
ローディも常に全力で漕いでいるわけではないので、そういう場合は追いつけるが追い越すと大体むっとしたローディに瞬殺される。
アベレージは3km/h~7km/hほど遅い。
幅があるのは勾配によるからだが、
ロードだとスピードを落とさずにクリアできる緩斜面、
直線が長い場合、

で大きな差を感じる。
また短距離も苦手。

MTBだとすぐにスピードが落ちてしまうし、一度落ちた速度を再び上げることは難しい。

【2018年3月追記】

MTBで頑張ってローディついていくことができるようになれば、
ロードバイクでも速くなれないかと思っていたが、案外技術が身につかない気がする。

例えばダンシング。
ロードの場合とはリズムがやはり異なる。
MTBではどうしても立ちこぎって感じになってしまい、
私の技術ではシッティング時の速度を維持するのが厳しい。
反応が鈍く、スパートができない。もがいても速度が出ない。

あとはギヤ比。
私のMTBはフロントシングルにしたので、細やかなシフトチェンジで速度をマネジメントできない。
ギヤを落とすと回転が追い付かず、速度が落ちる。
ギヤを上げると足がついてこない。
などの問題を生じる。

また、ケイデンスを図らずに乗っているので最近ケイデンスが落ちてきている。

結論:MTBは山で乗るもの。重たいのがよいだけなら重たいロードの方がよい。ただしMTBは楽しい。

2017年8月15日火曜日

ジャンクのクロスバイク整備

ジャンクのクロスバイクをもらったのでお金をかけずにレストアしています。

少し古い車体なのですが、

アルミフレーム、
機械式ディスクブレーキ、
SR SuntourのNEXというサスペンション、
700c×40タイヤ、
3x9速(DeoreとSuntourのミックス)といった構成です。

変速機はDeoreですが、フロントは壊れている。
ブレーキレバーが折れていて交換が必須。
ディスクは160㎜で小さめ。

フロントがトリプルなのは少し不満、フロントディレイラーを買う気にならないので

シングル化もありか?
でもリアのレンジが狭いので、せめてダブルは欲しいところです。

まず近所のスポーツ用品店でブレーキレバーを購入してきました。
Alvioグレードのレバーが左右で2600円、ワイヤーが300円×2。

機械式ディスクブレーキはVブレーキ用のレバーで引けるようなので、Vブレーキ用です。

リアのみシフトワイヤーを交換し、
ブレーキワイヤーを取り付けてひとまずは動くようになりました。

でもブレーキのクリアランス調整ができていないので、
かなり握らないとブレーキが効きません。
機械式ディスクブレーキは調整が面倒なようですね。

引き代がかなり大きく、
2~3cmはワイヤーが動いています。



6.8kgを切るバイクを格安で組む計画⑧【反省と野望】

6.8kgを目指して組んだViner Mitusは、組みあがった時の総重量は7.1kg。
ペダル抜きでギリギリ6.8kgを割る程度。残念。

現在はサドルをグレードダウンしたので+90g。
カーボンレールはなんか折れそうで怖い。

今後の野望をリストアップ。

1.クランクをForce 22に
ここだけ6800アルテグラ。
ほかはSram(Rival + Forceのミックス)なのでSramに統一したい。
Forceにすることで75g程度軽くできる上に、Forceはダイレクトマウントのチェーンリングが装着できる。
ヒルクライムオンリーならインナーだけにして100g程度軽くできるみたい。
 
2.ハンドル交換

最近このFSAのカーボンハンドルを2本買った。
190gを切っていますので、今より110g軽くなるはず。

3.ホイール交換
クリンチャーチューブレスで1300g程度の物を狙う。

ここのカーボンホイールがよさそう。
https://www.lightbicycle.com/carbon-24mm-wheel-road-bike-700c-clincher.html
1300gで530ドル。


4.タイヤ交換
チューブレスに換装します。
かなり軽いものだと210g程度しかないので、現状より
70gくらい回転体を軽くでる。

5.ポジション見直し
コラムを少しカットしてポジションを見直し、すこしだけ軽量化も。



2017年8月10日木曜日

2x10 → 1x11もしくは1x12


完全にチラシの裏的なメモです。

私のMTBの現状は2x10段変速です。
フロント38T-24T
リア 11T-36T
総レンジは518%にもなります。
街乗りから急な坂まで対応できて結構気に入っています。
グレードはX5で、正直変速感はあまりよくありません。

特にリアはガチャンガチャンとショックが大きく、Deoreとの比較でもなめらかではないです。

私の場合、38T×11Tを巡航で多用しています。
なのでフロントシングルはXDドライバーとペアで考えないとレンジが足りません。
NX11は安価で魅力的でしたが、 380%という総レンジが若干狭く感じます。
チェーンリングを大きめにして、林道くらいまでなら使えそうです。
29erならタイヤの外径が大きいのでNX11は悪くない気がします。

希望
フロント34T
リア10T-50T → このレンジだとほぼ現状をカバーできる。
リア10T-42T → 低速が狭くなるが、実際使うか?



必要なもの
1. スプロケ
絶対いる。X01やXX1グレードはかなり高いのでGXグレードで考える。

11速、10000~12000円
12速、20000円オーバー

どちらも重量450gオーバーらしい。
現状のx5のスプロケットも十分重そうなので
それほど重量増にはならないか?

裏技で10速のままフロントシングル化もできる。
その場合エクステンダースプロケと、ナローワイドのチェーンリングだけでOK。
だが、やはりトップ側のギア11T

2.シフター NX or GX
これも絶対いる
11速なら、わざわざGXを買わなくても安いNXも使えそう。
12速でもGXなら値段は30ユーロ程度と安い
 3. チェーン
たぶん絶対いる。
20ユーロくらい。


4.RD
42T程度ならX5でどうにかなる?
(本当は36Tまでだが、フロントシングルだとキャパシティーに収まるらしい。)
50Tまでを考えれば、新規購入が必要。
12速用のディレイラーは高価で100ユーロ程度。


5.チェーンリングもしくはクランク
X5のクランクを活かすことも可能。
新規で買うならTruvativのクランクが安価でよさげ。

2017年8月7日月曜日

Fulcrum Red Power購入【XDドライバー対応の安いホイール】

フロントシングル化に向けた第一歩は、XDドライバーの調達。
私のMTBはNovatecのハブなんですが、安物なので情報が全く見つからない。

いっそホイールを新調してやるか?と思っていたのですが、9㎜QRだし
高いホイールを買っても将来的にフレームを交換した時に余ってしまいそうなので躊躇していました。
そんな中、某C〇Cで、Fulcrum Red Power 27.5が約86ユーロで売りに出ている。
さらにセールで10ユーロ引きなので、実質76ユーロ。
標準でXDドライバー対応。

XDドライバー対応で最安というか、ほとんどXDドライバーだけの値段ではなかろうか?

私のMTBはどこも1xに対応してないので、若干コストはかかりますが
大物であるホイールが安く買えるのは大きい。
ということで購入決定。

少し高いけどFulcrum Red Power ”HP”というホイールがあります。
HPだとQRに対応している在庫がないので、今回はHPなしを注文。

















届いてみて重量を測ると妙に軽いです…??
写真の重量はリムテープなしです。
なんでだろうと考えているとデカールにHPの文字が...

なんと間違ったのかRed Power HPが届いたようです。
サンキューC〇C!

気になる重量は、
フロント:779g(リムテープなし)
リア:886g(リムテープなし)
前後で1665g

リムテープは、20g/19gだったので平均19.5g。

76ユーロで買ったホイールが合計で1704gとかなり優秀なのでは?

ただ今のところ対応するカセットもディレイラーも持っていないので
使い道がありません。

XDドライバーから普通のハブに戻す方法があれば幸いなのですが。
手元には完成車付属のRacing sportがあるので、これからハブだけパクれないかと思ったけど11速ロード用だから合わないか...

まぁ安かったしフロントシングルに向けて保管します。

2017年8月4日金曜日

De Rosa Vegaを組み直す計画 その①【ドライブトレイン】

De Rosa VegaはR8000アルテグラで組もうと思っていたのですが...
2017年6月のデビュー時はなかなかの強気値段。
たたき売りの6800でも探すか?と思ってたら、
その当時CRCで9000デュラが980ユーロ+消費税で出ていたので、購入。

De Rosaでフルカーボンとは言え、入門向けのフレームであるVegaにDura?

このフレームは、BBを含んだ状態で実測で1252gもあります。
BBを抜いても1100g台後半といったところか。
ちなみに同じ状態で、Viner Mitus 0.6は1035g。

なのでデュラエースとアルテグラの差ほどあります。

入門向けフレームっていうことを考えると、アルテグラで十分なんでしょう。
実際Vegaは105組で買っています。
なのでもったいないのは承知の上で、しょせん趣味なのでデュラエースを導入します。





MTB完全初心者による、MTBの選び方メモ

最近MTBを購入したのだが、選ぶのには多大な苦労を伴った。
そのため私のような初心者の方が少しでも参考にできるように、少しだけまとめてみたいと思う。

規格が多い
タイヤは700C、リアのエンド幅130mmという非常に強いスタンダードが
存在するロードバイクと比べ、MTBは規格が乱立していているように感じる。
タイヤは27.5インチ、29er、26インチ、エンド幅も135mm、142mm、148mmやそれ以上。
またフロントのホイールもエンド幅は100mmだけでなく110mmも存在する。
実際に選ぶのに非常に時間がかかったし、頭も悩ませた。

ジャンルも多い!
ロードバイクにもエンデュランス、オールラウンド、エアロなどというジャンルがあるけど、非常にあいまい。
基本的にどれに乗っても用途はこなせるので、複数台での移動でもまず困らない。

MTBでは極端に言えばXCとDHなど同時に走行することは不可能なほどジャンルだ広い。
 なのでMTBの選び方は、実際は何がしたいかという用途により正しいジャンルから選ぶべき。
だが今回は、私のようになんとなく悪路走行がしたいのでMTBが欲しいと思っただけで
具体的な用途はまだわからない方に向けたお話になると思う。 

1. ハードテイルかフルサスか?
ハードテイルは後ろにサスペンションが無い構造のMTB、フルサスは前後にサスペンションを備える。

どちらを選ぶか。
私は、高速なダウンヒルや勾配の険しい森の中を走るという用途は考えてなかったので、購入時にはフルサスはほとんど考慮しなかった。

注意点は、ハードテイルが初心者向きというわけではない。
値段が安価なので敷居は低いが、悪路走行性はフルサスに劣るため、同じ道を走るならフルサスの方が楽だと思う。

私は敷居の低さからハードテイルを選んだ。
ハードテイルでも頑張れば、(ロードバイク乗りから見たら)かなりの悪路でも走れる。

フルサスはやはり値段がかなり高いので、違いが判らない初心者は
まずはハードテイルで初めて見るのが吉な気がする。
逆に試乗やレンタルである程度マウンテンバイクに強く興味を持った場合、
フルサスのMTBを最初から狙うのはありだと思う。
フルサスといっても多岐にわたるので、別の記事にまとめる。

2. ホイールサイズ
27.5インチ、29インチ、26インチが主流。
2017年現在では、26インチは主に安物に多い、若しくはかなりファンシーなバイク。

27.5が流行っているサイズ。
私の周りの量販店は27.5が多い。

数年前までは29インチが最もスタンダードだったらしい。
そして2016~2017年ごろからまた流行りだしている。
通販ではよく見るけど店ではあまり見ない。
【追記】2018年になると明らかに、実店舗でも29erが増えた。

私は当初、スピードの出やすい29インチが希望だったが、
店で27.5インチを見て、これでも十分大きなサイズに見えたので27.5インチにした。
短足だしね。

ちなみにMTBにはセミファットと呼ばれる27.5+(29+もある)という太い規格もある。
27.5(29)のフレームとは互換性がない。
27.5インチだと26+という規格が入ることはあるが、27.5+はまずはいらない。

29インチだと27.5+が入ることもあるらしいので、汎用性が高い。
セミファットは値段も高いものが多いので(安いラインが少ない)用途のはっきりしない初心者が買うものではないが、
・見た目がいかつい
ことに魅力を感じているなら、全然悪くない選択肢だ。
別に同グレードの+でないMTBより極端に高いわけではない。
また、タイヤの太さで若干ハードテイルの不利を補えるので、フルサスではなくハードテイルにこだわりたいならアリ。

29インチの方が速度は出るので、ダブルトラック中心なら29インチの方がよい気もします。
(ダブルトラックとは、基本的に自動車が通れるような道で、タイヤの走行跡が2本できる道のことで比較的険しさは中程度まで。シングルトラックは車が通れないので走行跡が1本になり、基本的により険しい。)

3. エンド幅などフレームの規格
MTBの規格は、リアの135mm幅で9mmクイックレバー(QR)や、スルーアクスル(TA)など規格がかなり多い。
フロントもQR、TA(142mm、148mm、157mm)などたくさん。

QRのバイクをスルーアクスルに変更することはできない。
新しいもの好きな私も、はじめはスルーアクスルの車体を探したけど
ただ、割と値段が高く、安くても15万円程度だった。

必要になったら新しいフレームを買えばよいかと思い、
1台目は9mmQRの平凡なバイクにした。
自転車専門店ではなく、スポーツ量販店で買ったというのもQRが多い理由。

【追記】
1年ほど、QRで乗っているけど、あまりデメリットは感じない。
私の中で険しい道で、「・・・フルサスだったら」と思うことはあるけど、
TAだったらと思うことは皆無。
ジャンプしない限りQRの限界は見れない。
でも予算があればTAが完全に上位なのでそちらを勧めるけど。

ただ、初めにコストをかけておきたい派であれば、
初めから上位のフレームを狙えばよいと思います。

4. サスペンション
ここではフロントサスペンションに限って話をする。

安い車種は、SR Suntourやオリジナルのものが多い。
単純にバネが金属のバネなのか空気を利用したバネなのかでかなり重さが違うので、
私は空気を利用したバネが軽くていいと思う。
金属のばねでは2.8kg 、空気のばねでは1.5kg~2.1kg程度。
相当違う。

トラベル量などいろんな要素がありすぎて、正直初心者が用途も決まらないまま選べるものではなさそう。

私の購入したMTBはRockshoxというメーカーのRecon silverというエントリーレベルのサスペンションです。
実際このサスペンションで何が不満になるのかがわかりませんので、しばらくは乗ってみます。

5. コンポーネント
3x7、3x8、3x9、3x10、2x10、2x11、1x10、1x11、1x12と様々な規格があります。
フロント3枚はQファクターが広く却下。
2x10がバランスが良いです。私はこれを選びました。

フロント1枚だと、リアをワイドレンジにする必要がありますが、
シンプルなため流行っているらしいです。

ただ予算内(10万円以内)ではスラムのNX11程度しか選べませんでした。
NXって普通のハブにつくけど、トップが11Tなので街乗りがちょっときつい。
用途がはっきりしてくればNX11もいいと思います。

私のMTBはSramのX5という2x10速のコンポーネントです。
フロント38T-24T、リア11T-36Tです。