2023年5月7日日曜日

子供用の自転車ふたたび(20インチ→24インチもしくは26インチ?)

3年前に20インチの自転車を買ったのですが、そのころ110cmだった息子の身長は135cmを超えてしばらく経ちます。

すでに20インチではいかにも小さいなって言う感じになっています。
サドル位置ももう随分高く設定しています。

すでに買い替えの時期なのですが、どうしようか。

160cmを超えてくれば私の機材を調整して乗ることもできそうだが、
それはまだまだ先だと思う。

145cmくらいから大人用の小さめの自転車なら乗れます。

ただ現状では大人用(146cmのわたしの母が乗れるサイズ)に乗せてみるとペダルの下死点で、少しかかとが浮き危ない。

関係ないけど、私の母が乗るような頑丈なスタンドで後輪が浮くタイプの自転車はサイズ合わせが楽かも。

ふと思ったのがミニベロってどうなんでしょうか?

もちろん機種にもよりますが、サドル高はかなり低くできるものもあります。
適正身長も145cm〜175cmと私でも使うことができる大きさのものもありますね。

MATTE DARK OLIVE / マットダークオリーブ

ということで、Ritewayのグレイシアを買ってみました。

身長的には145cm~175cmをカバーするというつもりだったのですが、
息子141cmには大きく(こっちは当たり前、成長を待つ)て、
175cmの私には小さすぎる感じでした。

あと、勝手に借りて乗ってるんですが超乗り心地が悪い。
路面のギャップをよく拾う。
そして遅い。ミニベロってもっと快適な乗り物だと思ってました。

2021年3月31日水曜日

Praxisworks ZAYANTEとALBAの比較

クランクセットって自転車のパーツの中では結構いい値段がします。

ロードバイクなどで最安の値段帯でも、8000円〜10000円はするイメージです。
しかもシマノのグレード外品とかです。
8速でも9速でも安いわけではないです。

一昔まえはFSA社製のクランクセットが結構投げ売りされてましたが、
最近では見ないです。

FSA社のクランクセット(Energyグレード)はクロスバイクで使用しておりますが、
中空構造なので軽量です。またシマノディレイラーとの相性は悪くはないです。
(フルでシマノほどよいとは言ってません)
BB30軸の異音問題も受け側のBB構造の問題なので私のPF30BBでは不具合はないです。

ただFSAの安価なやつは、重いんですよ。

完成車外し品が格安で流通しているpraxisworksのクランクには、

ZAYANTE(ザヤンテ)

ALBA(オルバ)
が存在します。

前者が中空構造で105レベル、
後者が非中空構造でTiagraレベルの製品と思います。
10s/11sに対応します。

見た目は非常に似てますが、裏側を見ると


 

よく違いが判ると思います。
凹んでるのがALBAでフラットなのがZAYANTEです。

あとこっちはすこし分かりにくいですが、よく見るとZAYANTEは右クランクとスパイダーが分離できる構造になっています。
なのでZAYANTEはフロントシングルにもスマートに対応できます。

先日のローラー台用自転車のために、ALBAを購入したのですが
クランク長が170mmと普段使っている172.5mmではなかったのでやっぱり気になって買いなおしました。
ALBAでも長さ以外不満はなかったのですがZAYANTEしかなかったのでZAYANTEを選んみました。
でせっかくなので今回比較を記事にしてみます。

全体を測るとALBAは759gありますが、ZAYANTEは729gでした。
ん?30gしか変わりません。
残念に思いつつ、ちょっと気になったので分解して各重量を測ってみました。


上がALBAで、下がZAYANTEです。
(注:ALBAはウェーブワッシャーを含んでないので2g程度軽めな数字が出てます)
ALBAは170mmで50T/34Tのコンパクト、ZAYANTEは172.5mmで52T/36Tのセミコンパクト(っていうのか?セミノーマルっていうのか不明)です。
面白いのがボルトの素材が全然違い、ALBAのものは22gに対して、ZAYANTEは9gしかないです。
結構ちゃんとコストをかけているんだと思いました。
表にまとめるとこんな感じ。


ZAYANTEALBA
右クランク335.0357.522.5
左クランク196.6219.022.4
ボルト9.322.012.7
52T153.5

50T
129.5
36T34.7

34T
28.5

729.1756.5

チェーンリングは微妙な差か思ったけど、割と違うんですね。
クランク長の違いを補正するとトータルで60gくらいですが差があるんだと思います。

ZAYANTEをコンパクト仕様にすれば699gに収まります。
アルテグラよりは重いけど105よりは軽いですね。

私は貧脚なのでコンパクトで使います。

ちなみに今回用いたほぼ未走行のクランク2セット+BBを2セットで7000円以下で購入できています。
コスパは非常に良いです。

もちろん定価では買う気になりません。

2020年12月8日火曜日

ローラー台専用自転車購入検討

2019年に仏→日本への引っ越しました。
 

引っ越し先は割と都会なので交通量が多いです。
道路事情(自転車乗りを殺しに来る運転手がマジ多い)などもあってロードバイクにあまり乗らない日々が続いています。
仏と比べると日本の自動車ドライバーのモラルの低さに辟易しています。

なので主にMTBにちんたらのっています。

ずっとくすぶっていたのですが、最近やる気になり久しぶりにローラー台に乗っては見たものの、全然出力をキープできなくなっています。

かなしい。


そして自転車も引っ越しの際に何台か手放してしまったので、
比較的いい自転車をローラー台に乗せています。

消耗するし汗で汚れるしもったいないかもなぁ、
いま持っているのはミノウラのタイヤでローラーを回すやつなのでタイヤももったいないなぁ。
と感じていました。

ローラー用のタイヤもいちいち変えるのが面倒だ。

ということで前置きが長くなりましたが、ローラー専用の自転車と新しいローラー台を買います。

ローラー台はEliteのSuitoを買いました。
初のスマートローラーです。

自転車は近所のリサイクルショップでピカピカの自転車を見かけたのでそれを買いました。
RidleyのHelium SLAとういアルミフレームのエントリーモデルです。

今回はこいつの話をしたいと思います。



Heliumといえば同社のカーボンバイクのイメージでしたが、
これはSLAというアルミフレームのロードバイクです。
R3000シリーズのSORAを搭載したエントリーモデルですが、れっきとしたロードバイクです。
でも私が買ったときは上の写真のようにキックスタンドに折り畳みペダルという謎の街乗り仕様でした。
クロスバイクじゃないのに〜と私は思ってしまいますが、通学などで外置きせざるを得ないのでしょうかね。

受け取って車で自宅まで運んで、家の周りでちょこっとだけ乗ってみました。
正直ホイール+タイヤが鈍重すぎて乗っても重厚感にあふれてフレームの良さは何も伝わってこない。
重々しい。なので走行感はよくわからない。
まぁいろいろコンポーネントを変えて改めて乗ってみます。

本体をよく見てい行きます。
よく見るとRidleyのロゴが少しクラシカルでちょっとかっこいいです。
しかしダウンチューブはアルミのわりにボリューム満点ですね。
このあたりがスリムだと非常にかっこよくなると思うのですが。

ローラー台専用だしこのまま乗るつもりだったのですが、私の悪い癖でそっこーで完全にばらしてしまいました。

身体測定。
フレーム 重くみて1290~1310gくらい
フォーク 327g
とまぁ買った値段を考えるとすごい優秀。
すごく素性のいいフレームだと思います。

同時期にカーボンの中古フレームも衝動的に買ったのですが、
そっちはフレーム1180g+フォーク400gだったのでトータルでほぼ同じ。
しばらくもってましたが結局組まずに売ってしまいました。

コンポーネントは手持ちのものに置き換えていきます。

シフター SORA→Rival
ブレーキ Tektro R313→Axis 1.0(テクトロ製)→ Sram force
FD    SORA→Rival 22
RD    SORA→Rival 22
チェーン KMC9速→Sram11速(PG1130)
クランク SORA→Praxisworks Alba M30 → Praxisworks Zayante M30
BB    シマノ→Praxisworks M30 BSA
ホイール 鉄下駄→手組1号(Mavic Open Pro UST)
タイヤ  ザフィーロ→Pro Oneチューブレス
ステム  純正→そのまま
ハンドル 純正→FSA K-Force
ピラー  純正→そのまま、軽量化のため少し切る
サドル  純正→そのまま → Concor
ペダル  折り畳み?→Time Xpresso4

R3000シリーズのSORAは初めて乗りましたけど、これ全然いいですね。
変速はスムーズだし質感も高く見た目もかっこいい。
このまま乗ってもよかったのですが、手元にRivalが一式余っていたのでそれを使うことにしました。
SORA一式(STI、FD、RD、カセット、クランク、BB、チェーン、ブレーキ)は売ってしまいました。
しかし単純な変速感などはRivalよりSoraのほうが全然いいです。
別に変速はするんですが、ガチャガチャうるさいんですよね。
外で乗るなら気にしませんが、室内で使うローラー用バイクには合わないと思いました。


ブレーキは標準がTektroのR313(リドレーオリジナルのForzaロゴ)でした。
長い下り坂とかを下ってないので何とも言えないけど、平地では全然効きますね。

ただR313はパッドを変えられないので、カートリッジ式のブレーキを別途用意します。
Tektro純正は高いので適当なメーカーロゴ品を探しました。
結局Axis(スペシャライズド)ロゴのブレーキを買いました。

本当にビールが飲みたいかはわからないけど「とりあえずビール!」と居酒屋で頼むように、
変える必要があるかは不明なままシューを「とりあえずシマノのシュー」に交換します。
まぁシューは経験上変えたほうがいい。

ローラー用の自転車ですし、コンポがSramなのでシマノ以外ならなんでもいいです。
SramのブレーキはForce 22シリーズのブレーキを持っているのですが、
軽量すぎるのか自分には効きが悪く感じられるので使いません。

完成車重量で、7.5kg(後日のパーツ変更でペダル込み7.4kg)くらいの自転車が組めてしまいました。
結局これもローラー専用にするには少し贅沢な気がします(あほなのか。。)。

2020年2月17日月曜日

子供用20インチの自転車を無駄にこだわる

1年以上ぶりのブログです。
この1年はいろんな環境変化があり、放置しすぎました。
 
自分の自転車は一通り思い描いたものが揃いました。
現状では不満も、そしてこれ以上を消費するほどの経済力もないので現状維持に努めています。 
なのでブログを書くようなネタがない…

さて今回は子供用の自転車をテーマに検討をするブログです。

自転車好きな「父」が息子に買う自転車というお題です。
どうしても適当な安物では許せないというマニアックなお父さん向けの情報です。

息子の身長が110cmを超え、14インチの自転車がいかにも小さそうに見えるようになりました。

今乗っているのは、Vitus 14というWiggleなどで売られているバイク。





乗れるようになって1年半くらい。補助輪時代を含めて2年半くらいでお役御免となりそう。
子供の成長って本当に早い。

Vitus 14は、3万円弱の値段だが、本格的なVブレーキなど各部の作りは大人向けのバイクにも劣らない。

しかし大人とは違い、子供は成長したらもう乗れなくなる。

サドルを高くしてごまかせば、あと少しは乗れるかなといった感じ。



なので、次の自転車を探します。



自転車が趣味なのでやはり安っぽいものは嫌だ。

せめてGiant R3程度の質感というかレベルは要求したい。

(完全に親である私の自己満足です、息子からすればなんでもよいと思います)



周りの子は16インチが多いが、16インチを今買ってもすぐに使えなくなるだろう。

18インチというサイズはあまりないみたいなので20インチで検討を開始。



まずは、確認できる範囲で見つけた自転車を表にまとめる。




基準となるのは、今と同じVitusのKids 20。
単純に20インチといっても、小さ目も物から大き目なものまでありそうです。

Vitus 20



14→20はまぁ妥当な進化。
フレーム・フォークがアルミで9.0kgと割と軽量な仕上がり。
(シルバー色の場合)タンカラーのサドルやハンドルグリップで渋い。
ちょっと子供には渋すぎかな?
コスパというよりは総合力で選ぶのもありかと。

Vitus 20+


これは新作。
2.6インチのセミファットタイヤを履く。
車体構成はVitus 20に似るが、こちらはディスクブレーキ。
ハイライトはやっぱりファットなタイヤ。
これは35mm程度のサスストロークに相当するクッション性を生むそうだ。
賢い設計に惹かれる。

Bianchi Pirata



なんてことはない自転車。
Bianchiの割にはイケてない。
Bianchiファン以外が積極的に選ぶ理由がないが、好きなら悪くない選択肢。

Kona Makena
Vitusの20+に似ている。(こっちが本家?)




値段も高くないし、Vitus 20+のところでも行ったが設計思想が悪くない。
しかしKonaというブランドであること以外は「Vitus 20+」の方が好き。
あっちはディスクブレーキだし。
逆にディスクブレーキが嫌だって人(例えばこけたときになんか足とか切れそうで怖いよね)とかはこっちを選ぶべきかな。

Kona Honzo 20 
かなり本格的なモデル。



サスのストロークは60mmもあり、大人顔負け。
しかしクランクが大きい、どう考えても子供に152mmは長くないか?

しかし正直かっこいい。

Cannondale Quick 20
1.5インチのタイヤで軽快よりの設計。



安いのだが、何となくパーツのチョイスが安っぽい。
タイヤとかちゃちい感じがする。
去年から?Cannondaleのフォントがなんか変。

Specialized Riprock



名門ブランドの子供用自転車。
結構高いだけあり、豪華なつくり。
2.8インチとすごく太いタイヤを装備するし、60mmのサスストローク。
個人的にはトップチューブとボトムチューブの間が狭い部分が、あまりかっこよくない。
Kona推しだけど結構値段が違うので、悪くないと思う。

Specialized Hotrock
こっちは、割と普通目な奴だが、一応サスペンションフォークなどを装備。
値段が安いので、悪くない選択肢の一つではあると思う。

Trek Precaliber



安い。一番安い。
見た目はSpecializedに似るが1500円安い。
一応サスペンションフォーク、太めのタイヤと押さえるとこはしっかり押さえている。
このねだんだと全然悪くないと思う。

Fuji Ace 20



ロード寄りの設計。
ただし、地味。
タイヤがロードバイク並みで子供には少し厳しいのではないだろうか?
オンロードを長時間走るにはいいだろうが、いまいち子供のレジャーには向かない。
子供レースにはいいかも。
一番軽い。
しかしクランクが140mmと長すぎる。
スピードが出ても危ないし、このモデルはいらない。

ルイガノ J20
微妙に自分の基準から落選。
これだけ6速。見た目も古臭い。
買うことはないなぁ。










ベストバイは、KonaのMakena。
値段と装備のバランスが良い。
見た目もクール。

追記:
結局買ったのはKonaのHonzoです。息子が自分で選んだんですが、見事に一番高いやつを選びました。Makenaが売り切れというのもありましたけど。

2018年12月9日日曜日

Canyon Neuron CFって

Canyon Neutron CFとALの比較。
CF 8.0は309,000円+送料+税金
AL 7.0は229,000円+送料+税金
値段差は80,000円強。

両者ともにGX-Eagle、FOX前後サス(よく知らないが同じもの)
タイヤホイール、ブレーキに若干の差があるが、
シートポストなどのアッセンブリパーツには差異はないようだ。

Neuron CFいいなぁと思ってみていたけど、よく見ると、
CF 8.0は13.2kg (Mサイズ)
AL 7.0は13.4kg (Mサイズ)
と、肝心の重量差が0.2kgしかない。

なんでだろう。
-200gに8万円はすさまじくコスパ悪い。

ブレーキは重量差が出る部品ではないので唯一差がある、ホイールタイヤをよく見てみる。
ホイール。
CF 8.0は、DT Swiss M 1900 Spline 、
AL 7.0は、MAVIC XA Trail
なのでどちらかというとCF 8.0の方が軽量なパーツを使っている。

タイヤも、
CF 8.0は、 Maxxis Forekaster, 2.35
AL 7.0は、 Schwalbe Nobby Nic 2.35。
これらは特別に軽かったり重かったするものではないので、特に差が付く理由にはならなさそうだ。

こうなるとスペック上ではCF 8.0を買う意義はない。
ことになってしまう。
ロードであればカーボンの乗り味とか気にするかもしれないけど、MTBだとタイヤが大半を占めそうだし。

スペック厨にはいまいちかなってだけです。