2018年8月26日日曜日

ミシュラン Pro4 SCチューブラーの第一印象

チューブラーデビューはミシュランのPro4 SCとなった。
まだまだ走り込んでいないが、第一印象をまとめてみた。
今後乗り込んでいくうちにどう印象が変わっていくかが楽しみ。

1.製品自体の感想
2.走行してみての印象
に関して今後自分の印象がどう変わっていくかを見ていくのが楽しみなのでメモとして残しておく。


1.製品自体の感想
まず、チューブラータイヤとはかさ張ると思った。
クリンチャーは基本折りたたまれて売っているのでコンパクト。
チューブラータイヤは折りたためるが癖がつくのを避けるためか、
だらっとはしているがワイヤービードのタイヤのような荷姿。
もちろんコンパクトにはできるのでリュックに入れて持ち帰ることはできた。
かさばるということは、スペアの所持も大変であり
今の時代やっぱりデメリットが大きいと感じた。
私の場合、スペアはまだ持っていないのでたぶんパンクしたら歩くか。
どちらかがパンクしたらはがして片方をスペアにしよう。

取り付けて思ったのは縦ブレが大きい。
ふんどしと呼ばれる布の部分の出代や、タイヤのパターンをよく見ても中心はあっているが、それでも縦ブレが大きい。
これはタイヤを引っ張っても変わらない、空気を入れても変わらない。
タイヤ自体が一周にわたって精度が出ていない気がするのだが、
取り付けの技術の問題な気もする。
外で乗る分には気にならないが、部屋で見ているとびっくりするほどブレが大きい。
1.5mm程度振れているように見える。

2.走行してみての印象
初回ライドは空気圧は低め(7Bar)で走ってみた。
延長バルブがリムにあたる音がうるさい。
延長バルブのリムにあたるあたりにテープなどを巻いてから取り付けた方がよさそうだ。
しかしチューブラータイヤなので一度付けたら外すのはかなり面倒なので、この音は我慢する。

乗り心地は全然とは言わないが思ったほどはよくない。23cのクリンチャーと比べて快適さは大きくは変わらない気がする。
チューブラーは乗り心地が良いと聞いていたのでこれには落胆。
しかし思い込みによる過度な期待を含んでいるので、何度か乗って印象を再検討したい。

その次のライドでは空気圧を9barほどまで高めて走ってみる。
乗り心地の悪さは変わらない。
9気圧も入れたことを加味すればクリンチャー23cよりは、快適ではある気がする。
しかしチューブレス25cには及ばない。

私のような素人でも顕著に感じたのはコーナーリング性能が高いこと。
いつもと同じペースだとよりコーナーのうちがわに入る感覚があり、より速いスピードでも回れる気がする。
これは、タイヤコンパウンドの特性なのかチューブラータイヤの特性なのか判断できないが、非常に楽しい。
だが、ブレーキ性能が、カーボンリムということもあるかもしれないが、高いわけではないのでダウンヒル+急ブレーキ+急カーブという組み合わせでミスをして落車しかけた。
ビビらなければクリアできたと思うのだけど、ヘタレだなぁ。
このコーナーの突っ込みはStravaで見ると上位者とは速度が全然違うので、私は下手なんだと実感した。

比較のため、Pro Oneチューブレスと交互に走ってみる。
やはりこっちのほうが乗り心地が良い。抵抗も空気圧低めだが低い気はする。
でもコーナーリングも同じスピードを狙うとシビアな感じがする。
例えば、きれいにラインをひけったってときは曲がれるけど、ちょっとでもずれるとオーバーランしそうといった感覚。
チューブラーでは、たぶんまだまだ余裕のある速度なのか余力を感じる。

この変がよさなのかもしれないけど、私の腕(のなさ)ではチューブレスの乗り心地と軽快感の方がメリットが勝る。
でもチューブラーは高いハイトのリムを使う場合に、重量ペナルティを緩和するためには非常に有効だと思う。

チューブラーだからと言って、軽快感や乗り心地はそこまでよくないので25cの方がよいと感じた。

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