2016年11月27日日曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その6:完成】

BB・クランク以降は複雑な作業もなくて一気に完成です。


まとめ

パーツ メーカー 品名 重量[g]   備考
フレーム BH Prisma 1171   ハンガー・小物を含む
フォーク BH Prisma 571   スターナットを含む
ホイール Campagnolo Vento G3 1750   リムテープを含む
クイックレバー Campagnolo 純正 125   重い
タイヤ Michelin Lithion2 480   前後
チューブ Michelin Ultralight 150   前後
バーテープ Deda Mistral 60  

ハンドルバー 3T Ergonova 312  

ステム 3T ARX Pro 140  

シートポスト 3T Dorico Pro 288   350㎜
サドル Selle San Marco SKN 201   お古
シフター シマノ アルテグラ 425   6800シリーズ
ブレーキ シマノ アルテグラ 339   6800シリーズ
クランク フルクラム RTRS 649   52/39
BB Campagnolo Ultratorque PF30  80  

ペダル シマノ PD-540 330   気分でフラットペダル
スプロケ シマノ アルテグラ 231   6800シリーズ
チェーン シマノ デュラエース 243   9000シリーズ
FD シマノ アルテグラ 89   6800シリーズ
RD シマノ アルテグラ 195   6800シリーズ
ケーブル シマノ アルテグラ 160   概算
シートクランプ BH Prisma 29  

ステムキャップ BH Prisma 17   ねじを含む
ヘッドセット FSA 74  



合計 8109   ペダル抜き重量 7779


体重計で実際に測定すると8.1kgでした。

今回はVega購入により余ってしまったPrismaを組み直してみました。
ロングツーリング向きのバイクではあるのですが、いまいちVegaとの使い分けが想定できません。

これ以上軽量化・レース志向化はコスパが悪いので、フレームを買い替える必要があります。

写真はFulcrum Racing 4ですが、気分によってVento G3だったりします。


2016年11月13日日曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その5:BB交換】

2015年モデルのPrismaのBBはPF30です。

今回はアルテグラのクランクを使う予定でしたが、
PF30 ⇒ ホローテックII
への変換が激重でアルテグラにしてもあまり重量面での恩恵がありません。

現状はFSAのOmegaなので、それならヤフオクで投げ売り状態のゴッサマーでも買おうかと悩みます。
安くて軽いクランクを探していたら、少し古いモデルですがフルクラムレーシングトルクRSが10,400円で売っていたのでそれを買いました。
 
10速のコンポーネントですが、11速でも問題ないそうです。
BBはカンパニョーロのウルトラトルクを購入しました。


カーボンクランクは見ているだけで満足感が得られます。
ベアリングがクランク側についているのですが、649gと非常に軽量です。
ただし、 BBが単なる輪っかのくせに80gと結構重いですね。カタログには40gと書かれていたのですが...
重量合計で、729g。
FSA Omegaは868+74g(BB)で、942gなので213gの軽量化。
PF30のBBはベアリング込みで74gしかないのはすごいですね。

BBの作業では以下の工具を導入しました。
・パークツール BBT-30.3
・カンパニョーロ ウルトラトルク締め付けツール
・自作圧入ツール

あとプラハン・レンチが必須です。

BBはPF30なので、カップにあたるようにたたく必要があります。
BB30の場合はベアリングをたたくはずなので、マニュアルを見ていると??になります。

カンパBBはプラハンでたたきながら少しずつ圧入し、
まっすぐになったところで圧入工具を使ってはめていきます。

クランクも問題なく取り付け可能です。

2016年11月11日金曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その4:フォークコラムのカット】

先日取り外したフロントフォークですが、玉押しとスターナット込みで592gとミドル級です。

少しでも軽量化を図るべく、コラムをカットします。
Prismaはただでさえヘッドチューブが長い(18cm)上に、15mmのスペーサーが2個ついているので
だいぶハンドルが高いです。
スペーサーを一つ抜いていわゆるデベソ状態で乗っていますが、この分が非常に無駄です。

コラムのカットには、以下の工具が必要です。
・ソーガイド
・のこぎり
・やすり
・スターナット打ち込み工具
・プラスチックハンマー

スターナットは新たに用意するとだいぶ楽です。

ソーガイドはコラムカット以外にも、シートポストをカットしたりにも使えるので買っておきましょう。

作業は説明するほどのことではないのですが、
今回は新しいスターナットを買い忘れていたので切ったコラムからナットを取り出すのが大変でした。
ぜひスターナットは新しく買いましょう。

3cm切った後のフォークが579gと13gだけ軽くなりました。
スペーサーが2個で14g。
合計で27gの軽量化です。
意外とコラムのカットの効果は少なくて、アルミコラム1cmあたり4gちょっとのようですね。
覚えておきましょう。

2016年11月5日土曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その3:解体】

BH Prismaを解体して、身体測定の時間です。

解体は簡単です。
FSAのクランクを外すのに、10mmの六角レンチが必要で若干めんどうです。

身体測定の結果。
フレーム:1250g (BBベアリング50g強、ハンガー、ネジなど込み)
フォーク:609g (うち27gくらいがスターナットとキャップ、実質約582g)
ハンドル:361g
ステム:164g
サドル:337g
シートポスト:341g

フレームは1110g(塗装前)というスペックに対して、小物を抜くと1170g程度。
フォークはアルミコラムなので重いけど、スペック上も550gなので仕方ないです。
フレームセットで1800g近くあるのかー。
フレームは(トップチューブを長くとっているし大柄だから)いいけど、
フォークが惜しいなぁ…

ハンドル・ポストはかなり重いものを使用していますね。
諸々で250g軽い軽くなる予定です。








2016年11月4日金曜日

Prismaをフルアルテグラで組み直す計画【その2:パーツ選定】

組み直しに向けて、パーツの選定をします。

Vegaとの親和性を高めるために、同形状のハンドルに組み替える。
Vegaは3T Ergonova Proですので、これと似たものを探します。
ちなみに3TはPro→Team→LTDの順番で高くなります。

変なサイトで、Ergonova Stuurというハンドルを発見。
Proより安く、重いけど30ユーロで売ってます。
315gあるけど30ユーロなら 安いかと思って確保。
ついでに3Tのステムを40ユーロで確保。

届くか心配でしたが、普通に届きました。

次に、シートポスト。
コクピットを3Tで揃えるために、もっとも安い3Tのポストを探します。
Bike24で3T 3T Dorico Proという商品が20ユーロ。
これでいいや(リンクです、アフィではないのでご安心を)。
280mmで260gとの情報あり。買ったのは350mm。

最後に、BBアダプター。
PrismaはPF30と言う規格のBBです。
(BB30だと思ってそれ用のアダプタを買ってしまっていたので無駄になりました)
なのでシマノのクランクを装着するには、何らかの方法が必要。
A. FSAのアダプタを圧入して、シマノのBBを装着する
B. BB一体のアダプタを取り付ける。
C. シムをはさむ
などの方法があるようです。
BB30だと思い込んでいたときは、Aの方法をとるつもりでした。
アダプタ50g、BB65gで115gでシマノ化出来ます。デメリットは戻せないことと
工具が高いこと。
ただ調べているとPF30っぽいので、Aは断念。

BもPF30のベアリングを外さなければいけないので断念。

この方法でも120gくらい重量がかさみます。

とりあえずCのシムをはさむ方法で組んでしまう事にします。
FSAのシムが84gとかふざけた重量なので、BBBのものにします。
これも70gとクソ重いので、今後Bの方法に変更するかも。
もとのPF30のベアリングとあわせるとこれも120~130gになります。

選定したパーツは、
ハンドル:3T Ergonova Stuur
ステム:3T ARX Pro
シートポスト:3T Dorico Pro
BBアダプタ: BBB BBO-16